こんにちは、天野です。季節外れの温かさになっていますが、3連休明けぐらいから気温が下がってくるとのこと。
東京都が本日、感染者が初の500人超えを受けて、新型コロナの感染警戒レベルを2ヶ月ぶりに4段階の一番上に引き上げました。「感染予防対策」と、ようやくの「社会経済活動」の両立を図っていきたいものです。
昨日の業界紙・薬局新聞にも書いてありましたが、患者・消費者の「感染対策指導者」になるのも、かかりつけ機能の一つですね。
また、今年のOTC薬は新型コロナの影響などで風邪薬・花粉関連が動きませんでしたが、コロナ禍の【ストレスで胃腸薬の相談】が増えているとの記事。
同様に、マスク着用が常態化していることによる【のどケア】需要が増えています。
通常とは違うニーズにも柔軟に対応していきましょう!
■今日のテーマは、『調剤薬局の物販売上額の差が大きい原因!』
一時に比べれば、処方箋受け取り枚数が増えている(戻ってきている)とは言え、平均的にはまだ1割程度は減ったままですし、このままの推移が続くとも指摘されています。
こうした調剤薬局の厳しい収益環境にあって、弊社へのお問い合わせや取引要請が増えていますが、なかなか難しい現実もあります。それは、【お任せ什器による物販(OTC48薬効を同時に設置する店舗さまも)】を始めても、店舗格差が非常に大きいこと。。。
持ち込まれた処方箋に対応する調剤と違って、商売である物販においては差が多少つくのは致し方ないことですし、物販経験がある・なしによる差もあります。
しかし、私共が、まだ調剤薬局での物販の必要性が全く感じられなかった10年近く前から【調剤薬局の物販支援】を始めてから、見続けてきて思いますのは、、、
調剤薬局での物販売上額の差が大きい原因は、【人と、雰囲気と、刺激にある】ということです。物理的に狭い空間であり、色々な健康相談に乗ってもらいたい場所だからこそ、「人(薬剤師・スタッフ)」と「その場の雰囲気」と「刺激(気になる・買いたいと思う様な陳列・展開)」と言えますね!
令和2年11月19日(第877号)