こんにちは、天野です。10月も後半に入り、コロナ禍で思わぬ年になった令和2年も残すところ2ヶ月半を切りましたね。Withコロナに向き合いつつ、どういう冬場を迎えていくか。。。
医療機関でもある保険薬局・調剤薬局では、最低限の感染対策は当然必要ですが、これから空気が乾燥する冬、寒い冬を迎える中での換気は大変ですね。
◆1時間に1~2回、窓を全開にして換気すると室温が急激に下がってしまうので、暖房をつけながら、窓を少し開けて常時換気しておくことで室温を保ちながら換気することが出来ます。
◆湿度が低いとウイルスが飛散しやすくなるので、湿度を保つことが重要。喉の粘膜保護目的も含めて加湿器を使った保湿対策もポイント。
■今日のテーマは、『健康全般のファーストアクセスとして!』
先日の日経新聞社説は、「新型コロナが示した小売業の教訓」。
1つは、これまでの成功を支えた前提条件への過信は禁物。...外出制限やテレワーク等で大都心部の駅周辺や繁華街は集客力が低下。インバウンド需要が消失。一方で、郊外や住宅地に多い食品スーパーの業績は回復した。
2つめの教訓は、客離れを放置してはいけないこと。...コロナ禍は構造的に客離れが進む産業や、以前からビジネスモデルの限界が指摘されていた業界の業績不振に拍車をかけている(大手アパレルや居酒屋チェーンなど)。
収益のほぼ100%を調剤に依存してきた調剤専門薬局のビジネスモデルは今後も成り立っていくのでしょうか?...Withコロナ、そしてコロナ後を見据えて、、
★【自社・自店の存在理由】を考え抜くこと。
★現在の仕事に関連がある新事業に取り組むこと。...全く関連のない分野に手を出すのはリスクが高い。
自店を患者さん・地域住民に、調剤だけでない健康全般のファーストアクセスとして選んでもらい、満足してもらい、繰り返し利用・購入してもらえる薬局を目指し、一つずつ取り組んでいきましょう!
令和2年10月22日(第869号)