こんにちは、天野です。今週は秋晴れが広がり昼間の気温が上がりましたが、今週末から最高気温が下がってきますね。
一昨日、長女がお世話になり、私も4年間協力会会長をつとめました金城学院大学薬学部の元学部長先生と電話でお話ししました。コロナ禍で講義や実習で多くの制約がある中で、薬学生の皆さんも頑張っていらっしゃいますね。
コロナ禍・Withコロナでの生活・社会になって7ヶ月半。感染状況は国内的には落ち着いていますが、変異のレベル、そして冬場を考えますと、ワクチンの開発・流通が始まるまでの期間は、引き続き現状並みの注意が必要。
そして、社会経済活動がどこまで戻るのか?、どの部分は戻らないのか?、変わるのか。。。
処方箋受付枚数が▲1割減まで戻ってきていますが(ほぼ戻っている科もあれば、2割以上減のままの科も)、この状態が続くことを想定しておくことも必要です。
■今日のテーマは、『今までやったことがない物販を始める意味!』
Withコロナにあって、大変な影響を受けている飲食店。感染防止対策上の行動制限や人数制限がある中で、選ばれている飲食店は、①家族で行きやすいお店、②友達と数名で行きやすいお店、...になっています。
そしてもう一つ。新たな収益源作りとして、今までやったことがない物販の取り組み。...実際に最近、飲食店・理容店・美容室などで物販を始めている(スペースを広げている)お店を目にします。
では、、われわれ保険薬局・調剤薬局はどうなのでしょうか?......特に、調剤主体になっている薬局にとっては、日々の健康、体・お肌のケアに寄与し、かつ調剤客の購入額アップにつながる物販は、新たな収益源作りのためにも重要です!
たとえ、今まで物販経験やOTC販売の経験がなくても、全く現在の仕事と関係のないものを取り扱うのではありませんので、早く慣れますし、商品知識もつきますし、リピート客もつきやすいです。また、患者さまとの新たな関係づくりにもつながります。
弊社が調剤薬局の物販支援事業に乗り出して10年になりますが、さまざまな成功と失敗を繰り返しながら、徐々に経験値が蓄積され、調剤薬局における物販形態が出来上がってきています。短期的・場当たり的な対応ではなく、3年後5年後を見据えて取り組んでいきましょう!
令和2年10月15日(第867号)