こんにちは、天野です。今日で8月も終わりですが、残暑が厳しい中にも夕暮れ時の虫の声に季節を感じますね。安倍首相の突然の辞任ニュースが流れましたが、次期政権には新型コロナ感染防止・収束と、社会経済活動の両立を期待するばかりです。
さて、新型コロナの影響で苦境にある飲食業界やアパレル業界は年末に向けてかなり厳しくなる!...との声が上がっています。
週末に久しぶりに家族4人揃って、年に1~2回利用する知人のお店へ夕食に出かけました。彼のお店は基本的にカップル~数名(家族単位)で利用するお店のため、一般的な外食店やチェーン店の様な影響は受けなかったとのこと。
その代わり、メインメニューのテイクアウトとかの取り組みは早くに始めて、DMハガキ郵送やSMSでの発信を小まめにしていました。こういう時だからこそ、【お客さんとの接点を維持すること!】【情報を発信すること!】の大切さを改めて感じました。
■今日のテーマは、『フットワークの軽い中小・個人店こそが!』
【ビジネスで一番怖いのは、顧客から忘れられてしまうこと!】。多くの人が、家族以外との外食や飲み会がなくなったと言っていますが、これが以前の様に戻るのは考えにくい(少なくともこの1年~1年半)。
また、知人の和菓子店経営者が言っておられましたが、出張や挨拶廻りがなくなって、仕事上での手土産需要が激減したままとのこと。少しずつこうした需要は戻るでしょうが、以前の様に戻るとは考えにくい。
だからこそ、Withコロナにあって大切なのは、お客様に【①忘れられない様にすること。接点を保つこと】。そして、【②そのお客さまにいつもの買物+αの購入をして頂ける様な情報発信をすること】。
この数年、超高齢社会となって、自宅近くで買い物を済ませたいニーズが高まっていたところに、この新型コロナの影響が重なり、「不特定多数のお客様より、いつものお客さまに繰り返し利用いただくこと。」「近所でまだ自店を利用していない潜在客の方に自店を利用してもらうこと。関心を持ってもらい、入店してもらうこと。」がとても重要になりました。
これは大手チェーンよりは、フットワークの軽い中小・個人店の方が得意なはずですし、そうでなければなりませんね!
令和2年8月31日(第855号)