こんにちは、天野です。梅雨明けが例年より10日以上ずれ込みましたが、ようやく待ちわびた夏空と酷暑が一気にやってきそうですね。また、4連休明けから大都市だけでなく地方を含めて新型コロナ感染者数の急増ニュースが続いていますが、感染拡大防止と社会経済活動の両立を祈るばかりです。
さて、国庫補助による「医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業」の実施についての案内が郵送されてきています。
弊社としましては、数量限定で品薄状態が続くエタノール【サラヤンジェル】に続き、感染拡大防止支援事業の環境整備品として、、
9月には、こちらも数量限定とはなりますが、薬局店頭でご利用いただける【手指消毒用ノータッチ式(自動)ディスペンサー】をご用意します。 弊社担当までお問い合わせください。
■今日のテーマは、『売上の穴を埋める・他の収益源を作る!』
Withコロナでの景況悪化・景気の不透明感がいつまで続くのか...という漠然とした不安感が流れていますが、一昨日と昨日の日経新聞に、「転機の病院経営。 患者減少は元には戻らない」という特集。
◆新型コロナの影響で多くの医療機関が経営難に陥っている。患者の受診控えが緊急事態宣言解除後も元の水準に戻っていない。
◆人口減少社会に入っている日本は、コロナ前から患者数がピークを過ぎた地域も出ており、医療ニーズの変化を見据えた経営改革を迫られている。 ...言うまでもなく、結果として、処方箋を受け取る調剤薬局も売上減・処方箋枚数減に陥っています。
特にこの数年、「処方箋だけに依存した調剤薬局経営では厳しくなる!」と指摘され続けてきたことが、今回、一気に現実問題として立ちはだかっており、短期的な足元の経営だけでなく、長期的な経営を見据えて、売上の穴を埋めること、他の収益源を作っていくことが待ったなし!...となっています。
上記記事の様に、クリニックは【選択の時代】に入っており、当然ながら、保険薬局・調剤薬局も【選択の時代】に入ってきました。
患者さまが繰り返し繰り返し利用してくれる調剤薬局、まだ自店を利用していない地域住民の方が、入ってみたくなる調剤薬局、他のクリニックの処方箋も一緒に持ってきてもらえる調剤薬局。他の調剤薬局・ドラッグストア調剤併設店とは違う【場作り!】を一つ一つやっていきましょう!
令和2年7月30日(第847号)