こんにちは、天野です。昨日は久しぶりに梅雨の晴れ間が広がりましたが、週前半は再び大雨に警戒です。
さて、週末金曜日に、新型コロナの影響でリアルでの開催が出来なかった勉強会・壺中の会に半年ぶりに参加。この間、多くの業界・業種が凄まじい影響を受けてきたことを改めて実感させられました。われわれ薬局・調剤薬局の多くが、1~3割のマイナス影響を受けていますが、まだ本当に恵まれている方だ、、、と思います。
しかしながら、現実問題として、ドラッグマガジン7月号の調剤チェーンランキングを見ますと、2020年3月期決算では、大手チェーンでも一部は利益が前年ダウン。
中堅以下の調剤チェーンでは、ほとんどが利益を大きく落とし、特に調剤以外の売上が全くない先は、かなり厳しい決算数字に。
4月からの新年度については、調剤報酬改定の影響に加え、新型コロナの影響がまともに収益に影響を及ぼしています。「調剤のみに依存した調剤薬局経営は厳しくなる!」と指摘され続けてきたことが、一気に現実となってきました。
■今日のテーマは、『患者さんの1~2割に反応してもらう!』
「販促物に対する新規客の反応率が1%も取れたら上々だ!」「チラシの効果が0,1~0,3%しかない!」と言われる時代。新型コロナの影響により、集客をすることがより大変になっています。
薬局・調剤薬局においては、ほとんどの薬局が1~3割の売上減・処方箋枚数減の状況にあり、【調剤+物販!】の考えに立っての弊社へのお問い合わせが増えています。
弊社が【お任せ什器+α!】をおススメするのは、店内の見た目を大きく変えることによって、、、
★調剤待ちの患者さまに関心を持ってもらうこと。
★キャッチコピー・POPにより、テスターや試飲を「試してみたい」「聞いてみたい」と思っていただき、会話のキッカケにすること。
★結果的に、患者さまの1~2割の方に、購入していただくこと。買い物を楽しんでいただくこと。そして、調剤薬局でものを買うことに慣れていただくこと。
こうしたことを雰囲気良くやることで、患者さんの反応率が格段に変わってきますし、単価も上がってきます。こういう時だからこそ、収益面・差別化面で前向きに取り組みましょう!
令和2年7月13日(第842号)