こんにちは、天野です。Withコロナの7~9月は例年より気温が高くなる気象庁予想が出ましたが、気温差も大きいので例年以上の体調管理が大切ですね。
消費・経済活動が再開されても、完全に元に戻ることはない!...と言われますが、色々あっても何とか先送りされてきた問題が、コロナ下で一気に噴出してきました。われわれ、薬局・調剤薬局にも言えますね!
さて、話題本「営業はいらない(SB新書、三戸政和著)」を読みました。ITの進展で従来型営業マンが職を失う恐れが大きい!...との予測本。
◆実際、営業職は2001年の968万人から、この20年で100万人減った。
◆MR(医薬情報担当者)はこの5年で10%減り、エムスリーが展開する情報サイトを利用する医師は28万人に及ぶ。
◆フォレスター・リサーチ社による営業職の減少予測は、、、①受注型営業マンは33%減る。②商品説明型の営業マンは25%減る。 一方で、③必要な商品をナビゲートする営業マンの減少は15%にとどまり、、、④コンサルタント型営業マンはITが進化しても減らず、逆に10%増加する! ...営業マンだけでなく、全ての業種に言える指摘かと思います。
■今日のテーマは、『自店の外観を見直してみる!』
昨日の日経流通新聞一面は新型コロナの影響で逆境にある外食業・飲食業について。「夜間営業に頼ったビジネスモデルからの脱却」「昼需要を開拓する定食提供」「テイクアウトや宅配による在宅利用客の集客」...などの取り組み。
特に、営業圏が狭い中小・個人店にとって、顧客の来店頻度アップと、近くにいても今まで自店を利用していなかった潜在客への認知度アップと入店対策が一番大切!......最近は、新型コロナの感染予防対策で、入口や窓が開けっ放しのお店が多いですが、その方がお店の中の雰囲気が分かって良いですね!
★薬局の雰囲気が外から分かりやすいでしょうか?
★閉めっぱなしになっていないでしょうか?
★初めてでも、入りやすいでしょうか?
★入店しやすいキッカケ(店外ボード、お店が提供できるメニューボード)が用意されているでしょうか?
「処方箋調剤だけに依存したビジネスモデル」「情報発信しない待ち姿勢のビジネスモデル」が明らかに厳しくなっています。自店を見直すつもりで、まずは外観から!
令和2年6月25日(第837号)