こんにちは、天野です。昨日は、久しぶりに名古屋から車で40分ほどの大府市にあるJAあぐりタウン「げんきの郷」へ行き、地場の新鮮でお値打ちな野菜類、魚を買って、両方の実家へ持って行きました。雨の中、蒸し暑い中のマスク着用は大変でしたが、新型コロナの間は、食材の購入先が固定していたので、久しぶりに楽しい買い物でした(^^)
さて、緊急事態宣言が全面解除され、「withコロナ」の生活習慣が動き出しましたが、昨日の日経流通新聞掲載のアンケート調査によると、、、
◆百貨店や商業施設へ買い物に出かけてストレスを解消したい思いと、感染リスクへの懸念であまり出かけたくないとの思いが拮抗している。
◆買い物に行きたいと考えている消費者は、「これまで我慢したのでストレスを発散したい」「店舗を応援したい」「買い歩きを楽しみたい」などの声が。
◆百貨店や商業施設がコロナ禍前の存在感を示すには、感染への不安を取り除きつつ、なぜその商業施設へ行くのかといった理由を作っていくことが必要。
■今日のテーマは、『過去の市場は縮小するので、将来に向けて!』
最近、【コロナ後の新常態】という言葉をよく耳にしますが、著名マーケッターの神田昌典氏が、
★「早くコロナ前に戻るといいのに」と考える自営業者・経営者が多いが、過去の市場は縮小するので、過去と同じ売上高が戻るとは考えない方がよい。
★むしろ、コロナを機会に、今、将来に向けてやっておくべきことへのスピードを加速すべき。
薬局・調剤薬局においては、3~5月と売上高の大きな減少・処方箋枚数の大きな減少(長期処方も増えて)に陥り、ようやく回復基調にありますが、これが本当にすべて元に戻るのでしょうか?
一度、他店・ドラッグストア調剤併設店に流れた患者さんが元に戻ってくるのでしょうか?
新たな収益構造作り・他店との差別化といった【中長期な視点】をもって、この1~2年になすべきことを決めていく時!......担当のどなたかではなく、薬局ぐるみで取り組むことによって、効果面でも、継続面でも格段に違ってきます!
令和2年6月15日(第834号)