こんにちは、天野です。昨日は実家へ、ここ名古屋の老舗・両口屋是清さんの期間限定の和菓子「水無月」を持っていきました。今年も折り返しを迎えようとしていますが、消費増税後の不透明感・新型コロナの影響...。「水無月」に込められている、"疫病退散！"、"健康祈願！"を願うばかりですね。

さて、次亜塩素酸水についての最終見解が出ました。エタノール代替品として利用が広がる次亜塩素酸水については、（独）製品評価技術基盤機構（NITE）の発表内容が二転三転して現場を混乱させました。

６月末のNITEの最終報告では、新型コロナに対する消毒方法として、「次亜塩素酸水は有効塩素濃度３５ppm以上」「十分な量を使用すること」でした。...【ノロキラー】は有効塩素濃度２００ppmを明記しており、PH6,5。使用期限は充填後２年（開封後６ヶ月）です。

国産エタノール（サラヤ）については品切れ状態で、弊社では７月末まで入荷が遅れそうです。　

■今日のテーマは、『こういう時だからこその、POPの役割！』

昨日、両口屋さんで６月２８～３０日限定販売の「水無月」を購入した際に、大きな説明POPに「水無月は１年のちょうど真ん中にあたる６月３０日に１年の半分の穢れを落とし、後半の半年を無事に健康に過ごせるように、と願いを込めた和菓子です」「今だからこそ、疫病退散や健康祈願の願いを込めて、たくさんのお客様にお召し上がりいただければと思います」とあり、和菓子の奥深さを感じました（＾＾）

Withコロナにおいて、多くの業種店が店頭で色々な試行錯誤をしています。コロナ禍においてネット販売・リモート接客が増えた一方で、実店舗・リアル店舗の強みを今一度考えないと、、、以前の様な売上は到底見込めません！

即ち、「わざわざお店に足を運ぶだけの理由」「その商品を買う理由」をちゃんと考え、伝えること！

店頭においては、こういう時期なので声掛けや商品説明をしづらい心理的な部分があります。しかし、その一方で、せっかく来てくれた（久しぶりに来店してくれた）お客さまに対して、何もせずに、お客さまの動きを待っているだけでは、...リアル店舗の意味がありませんね！

こういう時だからこその【POPの役割】を今一度、考えましょう！...POPの役割は、①お客さまの足を止めること、②関心を持ってもらうこと、③そして、次の行動をとってもらうこと。キッカケ作りをしていきましょう！

　

令和２年６月２９日（第８３８号）