こんにちは、天野です。1ヶ月半に及んだ新型コロナ緊急事態宣言が全国的に解除されて最初の週末ですね。前回はZoomだった愛知県薬剤師会の理事会も今週末はリアルで行われます。
まずご報告ですが、品薄でご迷惑をおかけしている【ノロキラー】は状況は変わりませんが、何とか在庫確保に努めておりますので暫くお待ちください。
尚、最近は色々な次亜塩素酸水が出回っています。(独)製品評価技術基盤機構によると、次亜塩素酸水には精製法が3種類あります。【ノロキラー】は、有効性が証明されており、有効塩素濃度200ppm・pH6,5、保存期間(使用期限は充填後2年、開封後6ヶ月)も長めで、手指につけても肌荒れしません。
さて、消費回復に向けた足音が大きくなるのにはまだまだ時間がかかりそうですが、まずは既存のお客さまに向けた発信をしっかりやることも大切ですね。急務なのは、【既存客の流出を防ぎ、再来店のペースを戻すこと】です!
家内が「我慢していたけれど、2ヶ月ぶりに美容院の予約を取った」...と言っていましたが、連絡を待つだけでなく、「再開連絡」「予約状況」を伝える(案内する・TELする)ことは、お客さまとの久しぶりの会話にも繋がります。どの業種にも言えますね!
■今日のテーマは、『調剤+物販による売上カバー・相乗効果!』
「飲食店経営+物販」「美容院経営+物販」を勧めているコンサルの方がいます。即ち、本業をカバーするための物販。
例えば、飲食店の場合は、通常の飲食+持ち帰り用。これにより、いつもの飲食代金に加えて帰り際のお土産代がプラスされる。今回の新型コロナにおいては、早くからこうした対策を取っていた飲食店は、テイクアウト・持ち帰り弁当でかなり売上げ減少分をカバーしたとのこと。
弊社では、「コミュニティに根付いた薬局作り・場作り」としての、シーズンに応じたセレクト商品による【お任せ什器】の展開を強くお勧めしています。
処方箋調剤だけに依存した調剤薬局経営は厳しくなる!...と分かっている以上は、本業をカバーする「処方箋調剤+物販」を、並べるだけ・簡単なものだけというレベルでなく、がっぷりと取り組みたいですね!
今までになかった会話や購買シーンが生まれ、必ず、本業との相乗効果もあらわれ、患者さまとの関係性も近くなります。昨日、弊社大阪のS所長が伺った調剤薬局さまでは、「処方箋だけでは今後が心配」「什器が2台あるとインパクトが大きい」と仰られ、一緒に取り組まれていくことになりました。
令和2年5月28日(第829号)