こんにちは、天野です。いよいよ首都圏も緊急事態宣言が解除される可能性が高まってきました(関西3府県は解除)が、社会活動・経済活動の再開はまさにこれから。新型コロナ自体が収束したわけではないので、最低限の配慮・注意をしつつの意識が大切ですね。
昨日の中日新聞夕刊には、東京保険医協会が4月実施したアンケート結果が掲載。回答した1200の地域病院や診療所の3割以上が4月上旬の外来患者が前年に比べ半減し、経営が圧迫されている。
当然のことながら、処方箋を応需する調剤薬局の状況もうかがえます。
緊急事態宣言が解除され、手持ちのお薬もなくなり、少しずつ患者さんが戻ってきていますが、まだまだ時間がかかりそう。ある程度、持久戦を覚悟して試行錯誤しつつ、一方で全てが元通りに戻ることはない...との覚悟も必要に感じます。
■今日のテーマは、『今、何をするかでコロナ後に差が!②』
今、外出自粛がようやく解除されてきたとは言え、多くの制約がある中、この時期を「前向きな姿勢・思考」で過ごすのか?、「消極的な姿勢・思考」で流されるのか?、、、でコロナ後に大きな差が出る!、と指摘されています。
弱者の戦略とも言われる【ランチェスター戦略】では、弱者のお店・会社は「接近戦」でお客さんと繋がることを奨励しています。即ち、「営業力=接触頻度² × 質」。
では、この外出自粛や受診自粛の間に、どうやってアナログ的な接触頻度(フェース・トウ・フェース的な)を図るのか・維持するのか。。。
★お客さま・患者さまと連絡を取る。繋がり・関りを維持する、深める。
★既存客へのプラスαの案内、ひと言付け加えた会話、サービス。
★今後の販促スケジュール・健康イベントスケジュールを決めて告知していく、今まで自店を利用したことがない地域の方へも情報発信していく。
お店ぐるみで、取り組みむことによって、効果面でも、継続面でも格段に違ってきます!
新たな収益構造作り・他店との差別化といった【中長期的な視点】をもって、この1~2年になすべきことを決めましょう!
令和2年5月21日(第827号)