医薬品(OTC)・健康食品・スキンケア・管理医療機器等の販売 天野商事株式会社

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天野社長のブログ ~コミュニティに根づいた薬局作りのお手伝い&ワンポイント事例~

【コミュニティ(健康サポート)薬局の物販、OTC、健康イベント支援No.1】短期だけでなく、中長期の視点を持って!

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こんにちは、天野です。今日も気温が上がっていますね、気温差も大きいです。

政府は、本日、新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を39県で解除決定して、自粛緩和・経済活動・社会活動の再開が徐々に始まります。感染収束がなかなか見通せず不安もありますが、手洗い・うがい・三密回避を励行しつつ、第2波が起こらないことを祈りたいですね。

DSC_4382調剤ロボット.JPGさて、一昨日の中日新聞に、「薬局、ロボットで効率化(丁寧な服薬指導を目指す)」の記事が掲載。こちらは、愛知県薬剤師会理事会でご一緒している青木先生の新店舗です。

中部では初のロボット導入店で、薬を探す作業にかかっていた時間を短縮し、その分、薬剤師が対人・服薬指導に力を入れるのが狙い。

「患者さんに時間をかけられるようになり、生活や体調に関わる会話もできる」「奥の調剤室にこもり、出てきて話すのは1~2分というイメージを変えたい」...、との力強いコメントが載っていました!

■今日のテーマは、『短期だけでなく、中長期の視点を持って!』

前回(第824号)も書きましたが、大半の薬局・調剤薬局が、今回の新型コロナによる外出自粛・受診控えで、処方箋枚数が1~3割減っている一方で、ドラッグストア調剤併設店のfax処方箋応需が急増しています!

これまで来店しなかった客層から『この店に食品があったのか』『ここでも調剤できる』といった声が寄せられている...との話も耳にします。

DSC_42912020年春夏什器.JPG

「新型コロナが生活者の消費活動を変え、完全に元に戻ることはない!」という指摘をどう受け止めるか。。。

日々の変化はなかなか気づきづらく、少しぐらいのことは気になっても日々のことに追われて後回し...ということが、3~5年たったら、業界の環境や生活環境が物凄く変わっていた!...というのが、変化の激しい時代の怖い現実です。

「従来の処方箋対応だけの調剤薬局経営は厳しくなる!」と言われている以上は、コロナ後の対応・調剤報酬改定対応という【短期的な視点】だけでなく、新たな収益構造作り・他店との差別化といった【中長期的な視点】をもって、この1~2年の方針を決めたいですね!......「いつか、いつかと思うなら今!」です。

 

令和2年5月14日(第825号)

調剤薬局の皆様へ