こんにちは、天野です。新型コロナの緊急事態宣言が残りの首都圏と北海道で解除となり、ようやく全国的な社会経済活動の再開・両立へ動き出すことになりました。新型コロナ自体は収束してないので、最低限の配慮・注意をしつつ、日々の仕事・活動レベルを上げていきたいですね。

さて、新型コロナ後の経済活動が以前とどう変わっていくのか！？...今朝の日経新聞の社説は、「その仕事は、対面が必要ですか？」

◆新学期に入り、多くの大学が教室での対面講義ができなくなり、リモート授業・Zoom講義が一気に広がった。

◆企業活動においても、三密回避のためのテレワーク・対面回避・訪問削減の動きがこの２ヶ月定着した。

◆消費行動分析によると、３５歳以下は感染回避のためオンライン消費を大幅に増やした。

もちろん、全てがオンラインに移行するわけではないが、【その仕事には、本当に対面が必要なのか！？】を考える機会が来ている...、との指摘。

■今日のテーマは、『新型コロナ後の変化に、乗り遅れない為に！』

厚生労働省によれば、５月上旬時点でオンラインや電話での診療に対応した医療機関は１万３千施設に達した（！）とのこと。また政府は、当初は時限措置としていたオンライン診療を、流行の第２波・第３波を警戒する面から緊急事態宣言解除後も続ける方針。

上記の社説にもありましたが、【オンライン（電話等も含む）と、対面】【デジタルと、アナログ】の使い分け・両立を意識しないと、変化に乗り遅れることになります！

今朝、【専門相談員派遣による聞こえの相談会】の開催でジョイントして９年目となるシンコムさんから連絡いただき、夏場に向けての相談会の開催を進めていく話になりました。

健康イベントや勉強会については、「こういう時なのでやりにくい」「当面、延期する」という薬局さまが多かったですが、、、社会経済活動が再開されてきて、夏場に向けての準備や予約活動（チラシの配布など）を始める薬局さまも増えてきています。

そして、これこそは、【対面】で信頼関係のもと、しっかり、丁寧に、継続的にやるべきものです。

調剤報酬改定の流れ、そして、今回の新型コロナ後の対応においても、調剤薬局は横並びの時代から選択・差別化の時代に移ってきたのは明白です。　今、何を始めるか、、、ですね！

　

令和２年５月２５日（第８２８号）