こんにちは、天野です。新型コロナウイルスの感染者数急増の兆しを受け、安倍首相が緊急事態宣言をいよいよ出す様ですが、今週から学校が再開している地域も多く、足並みが何より大切ですね。
今朝の日経新聞にも書かれていましたが、情報拡散・色々な投稿により世界中の人々が翻弄されてもいます。また、ドラッグストアやスーパーマーケット店頭で、一部の顧客によるマスク品薄に対しての理不尽なクレームが激化している記事も載っていましたが、悩ましいところです。
さて、厚労省は、新型コロナの感染拡大を受け、受診歴がない初診患者についてもスマホなどを使ったオンライン診療を一転して認める方針を固めたとのこと。
日本では、オンライン診療普及を拒む壁があり、公的保険でオンライン診療に対応する医療機関がたったの1%しかなかった現状が、今回の特例措置を踏まえてどのくらい変わるのでしょうか。。。
制度面の問題、インフラ整備の問題もありますが、色々な意味で、患者さん目線でモノを考える機会になっていますね。
■今日のテーマは、『ドラッグストアの化粧品販売が20%減!』
経産省の公開データによりますと、新型コロナウィルスの感染拡大防止による外出自粛で、スーパーでの食品まとめ買いが増えています(特に首都圏で外出自粛要請があった3月最終週は22%増)。ドラッグストアにおいても、消毒関連・冷凍食品などの販売額が大きく伸びている一方、化粧品販売額は前年20%減だったとのこと(3月末)。
中でも口紅などのメイクアップ化粧品が29%と大幅に減ったとのこと(化粧水など基礎化粧品は15%減)で、インバウンドの落ち込みも背景に。
これについては、大手ブランドを中心に美容部員がお客さんのお肌に触れる活動(お肌のチェックや試供品をつける活動)を自粛していることも大きな原因と思います。
ただ、こうしたことが、必要以上にお客さまとの触れ合い・会話を楽しむ機会まで奪っているとすると、、、ちょっと寂しいですね。
お客さま・調剤待ちの患者さまに、【リンクルクリーム】の試供品お試しや、【ビアンセローション】【美容液プレミアム】を含めた3ステップお試しを、ひと言アドバイスを添えて、お渡しください。
令和2年4月6日(第815号)