こんにちは、天野です。名城大学薬学部同期(27回生)の灘井学部長先生と先週からメールでやりとりしていましたが、通常型の講義が出来ず対策に追われているとのことで、皆様苦労されていますね。
昨日、厚労省クラスター対策班の西浦博・北海道大学教授が、「新型コロナに対し、何も対策を取らない場合、国内で40万人亡くなる恐れがある(最悪の場合)!」「人との接触を8割減らせれば、流行を止められる」と指摘。...100年前のパンデミック、スペイン風邪では、日本では45万人も亡くなった(第1波、第2波の合計で)歴史も念頭において。。。
さて、調査会社・インテージの「新型コロナウイルス感染に伴う、消費財販売動向レポート」からですが、、、
◆品切れ・品薄が続く、マスク・消毒液・体温計が前年比3倍(まだ在庫があったピーク時では6~7倍)。ぬれティッシュが2倍。
◆OTCでは、うがい薬・殺菌消毒剤が前年2倍(在庫があったピーク時では4~5倍)。
◆スパゲッティ、乾麺、パスタソース、冷凍食品などの食品が、前年1,5~2倍。
■今日のテーマは、『こういう時だからこそ、来店理由を作る!』
新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛がある中で、
1.ネット通販・宅配の売上が伸びている。
2.外食しない分、スーパー・コンビニの売上が伸びている。
3.ストレス解消で甘いものが売れている。ケーキ屋さん・パン屋さんが伸びている。
また、夜のお客様が減っている料理屋・飲食店さんでは、テイクアウトメニューを充実させて売上減少をカバーしておられますし、知り合い店主からはSNSで色々送られてきて、こちらも応援したくなります。
あと数ヶ月は続くであろうこの期間を通じて、消費者の行動パターンも変わります。...この間、ただ我慢しているだけで良いのでしょうか? この大変な時期が過ぎれば、すべて元に戻るのでしょうか?
こういう時だからこそ、最低限のことは配慮しながらも、①お客さま・患者さまに喜んでもらえること、②上記の様な発信をして来店理由を作ること、③今まで自店を利用されていない近所の方に知ってもらい、利用してもらうこと。 ...を意識したいですね!
令和2年4月16日(第818号)