こんにちは、天野です。先ほど、志村けんさん死亡のニュースを聞いてショックを受けましたが、先週末の東京の病院や千葉の福祉施設での集団感染にもあります様に、「持病のある方」「年配の方」「体力・免疫力が落ちている方」への新型コロナ感染は本当に怖いですね。
愛知県薬剤師会では、全ての研修会が中止・延期になっていますが、唯一あった先週末の理事会でも「患者さんが減っていること」「現場でのマスク・消毒液不足」の話が色々と出ていました。
今朝の日経流通新聞にも載っていましたが、マスクと消毒液の品薄状態が続いています。
大部分が国内生産の消毒液は、5月中にはメドがつく?...という声もありますが、弊社としては出荷数制限しながら、何とか品切れしない様に努めています。
一方、7割が中国製のマスクについては、前回も書きましたが、安定入荷にはまだ時間がかかりそうで価格もまだ異常に高騰しています。弊社としても単発ながら緊急手配をしつつ、対応を続けております。
■今日のテーマは、『コロナ騒動を機に、自店を見つめ直す!』
著名な経済学者で著書も多い伊藤元重氏が、日経流通新聞のコラムに書いておられましたが、、、
◆消費者が今回のコロナ騒動で、巣ごもり行動(電話注文で自宅に届けてもらう、ネット通販利用)が、コロナの終息後に全て解消されるのか??
◆小売業でも製造業でも、これまでデジタル技術の利用を進める取り組みはあったが、消費者の動きは鈍かったので、対応を急ぐ必要を感じなかったかもしれないが、コロナ騒動を機にデジタル技術への対応を急ぐべきではないか?
今回の新型コロナウイルスの感染拡大防止対策においては、われわれの業界でも【オンライン診療】による通院先での感染リスクを避ける方式が暫定的に認められ、関心が高まってきていますし、一部の患者さんによる利用も始まっています。
上記のコラムにも絡みますが、消費者目線・患者さん目線で考えた時、こうした行動はコロナ騒動が収束したら、全て元に戻るのでしょうか??
【便利さを越える何か魅力的なこと・何か安心できること】が自店にあるのか、、、を今一度、考える時になっているという理解をしたいところですね。
令和2年3月30日(第813号)