こんにちは、天野です。新型コロナウイルス対策で政府は更に10日の大規模イベント自粛を要請しましたが、特に通所型介護施設での集団感染が気になるところです。
弊社もマスク・消毒液の品切れ品薄で苦慮していますが、岐阜県の県内300店舗(ドラッグストア・スーパー)調査では、3月9日時点で96%の店舗がマスク品切れ、97%の店舗が消毒液品切れとのこと。
さて、前回に続きオーラルケアについてですが、一昨年のベストセラー本「歯は磨いてはいけない」によると、
★日本人は食後に歯磨きする人が多いですが、歯は食後はやわらかくなっているので、ゴシゴシ磨くと歯の表面が削れ、知覚過敏になる。
★歯磨きの本来の目的は、「食べかすを取る」「虫歯予防」ではなく、「歯垢(プラーク)」を取ること!
★研磨剤入りの歯磨き粉を使うと歯がキレイな白に戻った様な気がするが、使い続けると歯を削って薄くしてしまう。
私は、夜は累計72万本の【マスティック6%配合・デンタルジェルα】だけで歯磨きして、朝は普通の歯磨き粉とデンタルを半分ずつつけて歯磨き(プラークコントロール)しています!
■今日のテーマは、『今後の薬局運営を見直すタイミング!』
2月28日の厚労省通知後、先週末~今週にかけて時間差はありながらも、地域基幹病院での電話再診が始まってきています。こうした地域基幹病院は市外からの患者さんも多いので、市町を越えての薬局利用になっていくことが身近なことになってきます。また、個人診療所の患者さんが自宅近くの薬局へ処方箋を持参される例も出始めています。
新たな在庫面での対応も迫られますが、こうした流れが将来的に徐々に常態化していくことも想定していかなければいけないですね。
また、今回の新型コロナウイルスの件で、多くの薬局さまで患者数が減っており、色々な意味で、従来の処方箋対応だけの薬局運営を見直すべきタイミングを与えれているのではないでしょうか?
4月の調剤報酬改定にも、そうした示唆が多分に含まれていると思います。「いつかいつかと思うなら、今!」という言葉がありますが、【選ばれる薬局】【呼び込む薬局】へ自店をもっていきましょう!
令和2年3月12日(第808号)