こんにちは、天野です。ここ数日、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大ニュースにからんでのマスクのご注文・問い合わせが殺到しています。弊社でも在庫が底をつきつつあり、次回入荷が未定となっており、これからの花粉シーズンの在庫が心配です。
今週、東京と横浜の展示会に行きましたが、至る所に消毒液が設置されており、マスクの次は消毒液の動きが激しくなりそうで、弊社にも【ノロキラー(安全な次亜塩素酸Na水溶液)】のご注文が増えています。
さて一昨日、販売累計70万本の歯周病・口臭対策歯磨き【デンタルジェルα(マスティック6%配合!)】を開発協力いただいた渡辺秀司先生にお会いしてきました。
元気な健康長寿のためには、日頃のオーラルケアの重要性はますます高まっています。
■今日のテーマは、『次回改定に向けての個別改定項目!』
この4月の調剤報酬改定に向けての、中央社会保険医療協議会(中医協)で29日より議論が始まる個別改定項目(いわゆる「短冊」)が発表されました。
薬局に関連するところでは、特に、「かかりつけ機能の評価」「対物業務から対人業務への転換評価」「地域医療に貢献する薬局の評価」「後発医薬品の使用促進」などがどこまで具体化されるのか...。4月の次回改定が今後の方向性を示すものになっていくことが想定されますね。
①出向いていく薬局(在宅、地域包括ケアシステム)
②呼び込める薬局(物販や、健康サポート薬局的な役割で、患者さんや地域住民に繰り返し利用してもらえる薬局)。
...のどちらかが、3年後5年後を見据えた差別化の要素と考えられます。
「失われた平成30年間」とも揶揄された日本経済にあって、国策の医薬分業の波に乗り、他業界に羨まれた調剤薬局市場が、確実に横並びの環境ではなくなってきています。
令和2年1月30日(第796号)