こんにちは、天野です。新年1月も最終週に入りました。暖冬とは言え、気温差で体感的には寒く感じますし、のど風邪がまだ治りません。
さて、日本だけにとどまらない最近の気象変動ニュースは非常に気になるところですし、先週来、中国・武漢での新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、首都圏のドラッグストアを中心に、中国人旅行客による高機能マスクの大量買いがニュースになっています。
弊社にも先週末から首都圏や観光地の薬局さま・調剤薬局さまからケース単位の発注が急に増えていますが、訪日外国人消費額の4割を占める中国人旅行客の観光業への長期の影響が心配ですね。
■今日のテーマは、『健康サポート薬局が1,800件超に!』
昨日、26日(日)は愛知県薬剤師会の第2回目の「非薬剤師による準備行為研修会」が開催され、144名の方が参加され、お隣の岐阜県薬剤師会からも見学者が来られました。
今回も受付開始すぐに予約満席となり、関心の高さが分かりますが、11月の第一回目は個人薬局からの参加が多かったのですが、昨日は中堅調剤チェーンやドラッグストアの調剤店からの参加者が多かった様に感じました。
前回も書きましたが、問題は【0402通知】、そして【12月の薬機法改正】を受けて、薬局薬剤師がどれだけ前に外に出ていき患者さんとの関係性を築くのか、深めるのか...、そして調剤の場と見られている薬局の役割をどうするのか。
また、制度開始から3年半の健康サポート薬局についても、なかなか件数が伸びていなかったのですが、上記の理由と、次の次の調剤報酬改定を見越しての動きが出てきました。健サポの直近の3ヶ月の届け出ペースが上がり、1,797件に(令和元年12月末)。
このペースですと、2年後に4,000件、2025年に厚労省が志向する1万件も現実的になってきたと言えます。
患者さん、地域住民にとっての【かかりつけ機能】【健康サポート機能】を兼ね備えた薬局、【呼び込める】薬局を強く意識していきたいですね!
令和2年1月27日(第795号)