こんにちは、天野です。気温のアップダウンが激しいですね。週末に向け、また冷え込みそうですし、いよいよ冬本番。
さて本日、、業界紙・薬局新聞の記者さんが来社され、「改正薬機法」と「0402通知」を踏まえての今後のあり方、今後の調剤薬局経営の話が出ました。
薬局新聞12/11号には、「調剤薬局経営のおいて、パラダイムシフト(その分野で今まで当然として考えられてきた認識が劇的に変化すること)が起きている!」という表現が載っていましたが、まさに、、、
国の医薬分業政策に乗って、この30年にわたって調剤薬局経営を支えてきた中心業務、即ち処方箋応需に100%依存した経営モデルが、大きな厳しい転換期を迎えています。
年末に向け、忙しくなりますが、目の前のことの対処だけに追われるだけでなく、自社・自店の3年後5年後を考え、手を打っていくことが不可欠ですね!
■今日のテーマは、『調剤薬局での物販取組みの目的!』
昨日は、東京のお取引薬局さまへ伺いましたが、上記にもあった、少し先を見通した話、そして何をもって他社・他店と差別化していくのか、経営していくのか...の話になりました。
また、新たなことを始める時の現場スタッフの方の考え方・足並みを合わせる大変さの話も出ました。...即ち、お店側の心理として「処方箋対応に忙しくて、他のことまでやっていられない」「モノを売るのはハードルが高い」「少しだけなら置いてもいいけど」...など。
弊社イチ押しの【シーズンに応じたセレクト商品をまとめたお任せ什器】の設置は、ただ「物販を始めましょう」「OTCを置きましょう」と言っているわけではありません!
調剤待ちの患者さまに、関心を持ってもらい、気軽に触ってもらったり、自然な会話が生まれやすくする【キッカケ作り】【場づくり】をしましょう!...ということです。
その結果として、調剤薬局で物を買うことに慣れてもらい、気軽に買ってもらいやすくする。さらに、薬剤師さんや事務スタッフさんの自然な会話に幅がついてきますと、びっくりするような購買シーンや、リピーターの話が出てきます(必ず~!)。特に、女性客・元気な中高年女性客が多い調剤薬局さまでは、色々な可能性があります(^^)。
令和元年12月12日(第784号)