こんにちは、天野です。今年の実働もいよいよ今週1週間になりましたね。週末土曜日は、愛知県薬剤師会の地域・職域会長協議会があり、その後の忘年会では多くの先生方と世間話、そして今回の改正薬機法や調剤報酬改定についてお話ししました。
また日曜日は、栄ミナミ男声合唱団(サカダン)の恒例のクリスマスコンサートが、結成13年を記念して、ZEPP名古屋で開催。著名ミュージシャンが使うZEPP名古屋の舞台に立てたことはとても良い思い出になりました(^^)。
さて、昨年に続き暖冬になっていますが、これは日本だけではなく今後の気候変動にも通じる話。そんな中でも、気温は日替わりで大きくアップダウンしており、のど風邪や疲労蓄積の人は増えていますし、インフルエンザ流行は例年より早めです。
また、乾燥肌や冷え性に悩む女性は年々増えており、しっかり対応したいですね!
■今日のテーマは、『10年後の自社・自店の将来が見えるか?』
上記の暖冬の話にも通じますが、「例年なら〇〇なのに...」とか、「〇〇だから、なかなか売上が上がらない」と外に原因を求めていると大変なことになります。
考えてみれば、平成の30年間で、デフレ経済や規制緩和、量販店・ネット販売等によって、ほとんどの業界で市場規模が縮小しました。この数年の勝ち組と言われるドラッグストア業界でも、大手同士の競争激化・大型再編の段階になっています。まさに、激しく厳しい事業環境の変化。。。
きた調剤薬局業界は、この状態がどれだけ続くのでしょうか? 続けられるのでしょうか?
少し前に、「10年後・20年後の自分を予測できますか?」という質問を目にしましたが、これを自社・自店に置き換えてみるとどうでしょうか?
10年後はまだまだ先のことと思うかもしれませんが、この数年の取り組みや、小さな差別化の積み重ねが10年後に大きく影響します。「今は忙しいから...」「まだ数年は今のままで何とかなるから...」と言っていても、事業環境の大きな変化は目の前に迫っており、待ってはくれません。
患者さん・地域住民に選ばれる薬局の姿へ、まず一歩足を前に踏み出しましょう!
令和元年12月23日(第787号)