こんにちは、天野です。月曜日に立教大学名誉教授で、経済播組のコメンテーターとして知られる山口義行氏の講演を聴きました。
中小企業支援ネットワークを主催されている山口氏は、これからの時代に必要なこととして、「先を読む力」「常にこれでいいのか、を問い続ける力」をつけることを強調されていました。
さて、愛知県薬剤師会では、【0402通知】を踏まえての「非薬剤師による準備行為研修会」を11月4日に他都道府県に先駆けて開催しますが、非常に関心の高いことでもあり、すぐに150名の定員が埋まりました。
私も参加しますが、こうした研修会に非薬剤師・事務スタッフの方々が参加すること、また送り出すことは大切なことです。しかし、それ以上に大切なのは、この先のことを考えていくことではないでしょうか。。。
【0402通知】の先には何があるのか?、何を想定していく必要があるのか?...まさに、上記の「先を読む力」ですね。
■今日のテーマは、『分かりやすいお店にする!』
一般的な小売業や飲食業にとって一番大切なことは何か、ご存知でしょうか?......当たり前のことですが、それは【集客努力】であり、新規客を来店させること。そして、そのお客さんに再来店してもらう様に働きかけることです。
それに対して、大半の調剤薬局は、自前での【集客努力】をあまりしなくても運営してこられた、特殊な業種でした。しかし、調剤薬局にも、いよいよ競争と差別化の波が押し寄せており、ドラッグストアの調剤併設店は、脅威の一つになっています。
「OTCを少し揃えたいので協力して欲しい。」、「健サポをとるので、OTC48薬効だけお願いしたい。」、「店舗が狭いので、棚に並べるぐらいしか出来ないけど。」などのご連絡・ご依頼をいただく機会も増えていますが、大事なことは、、、
★この先、どういった薬局像を考えていくのか。
★お客さま・患者さま、地域の方から見て、どういう薬局になっていく必要があるのか。
大切なのは、そうした考えや思いが、お客さま・患者さまから見て分かりやすいかどうかです。...【分かりやすい場づくり】、【キッカケ作り】をしていきましょう!
令和元年10月24日(第771号)