こんにちは、天野です。週末土曜日は、愛知県薬剤師会理事会の後、愛知医科大学父兄後援会の役員OB会に出席。その後、数名の先生と行ったお店で、ラグビーワールドカップのサモア戦を応援して拍手喝采しました(^^)。
さて、昨夜のNHKスペシャルは「大廃業時代」。この5年で中小企業・零細企業が実に20万件も廃業している。人口減少による売上減少、後継者不在、政府による借入金返済猶予政策で生き延びてきたが限界に。
昨日、久しぶりにピーター・ドラッカー博士の著書を読み返しました。ビジネスモデルが大きく変わる要因3つ(人口減少、制度・規制の変化、技術革新)に直面している現実にあって、、、
★自社・自店の事業は何であるべきか?...今の商品やサービスでお客様が満たされていない欲求は何か?
★新たな収益を生むために何に取り組むか?...同時に、業績に貢献しなくなった事業のうち、何を捨てるか・減らすか?
★優先順位を決める!...あらゆることを少しずつ手掛けることは最悪である。振り回されて、疲弊してしまい、成果・利益も上げられなくなる。
■今日のテーマは、『喜んでいただき、再来店してもらう!』
全ての業種店・チェーン店にとって、【集客】は一番重要です。そして人口減少社会を迎えて同様に重要なのが【再来店】を促すこと。...例えば、全国で人気ラーメン店が次々と出来ていますが、実は3年後に生き残っているのは、3割程度しかない(!)という現実が、「ブームの怖さ」「一回限りのお客さんの怖さ」の究極の様に感じます。
では、医薬分業という日本特有(本質とは違った)の調剤薬局ビジネスモデルによって、一般的な集客努力や再来店努力をせずとも、成り立ってきた調剤薬局においては、今のスタンスのままで5年後10年後が見通せるでしょうか?
「かかりつけ機能」「0402通知」の先はどうなっていくのでしょうか?...お客さん目線・患者さん目線で、、、
★どんな取り組みをしたら、喜んでいただけるか?
★どんな取り組みをしたら、新たな会話やキッカケが生まれるか?
★どんな取り組みをしたら、「また来たい」「また相談したい」「また欲しい」を思われるか?
★どんな取り組みをしたら、家族や知り合いの方にも話したく(口コミしたく)思ってもらえるか?
令和元年10月7日(第767号)