こんにちは、天野です。昨日は佐藤薬品工業株式会社(奈良県)の創業者・佐藤又一会長のお別れの会に伺い、先の戦争に従軍され「途中困難、最後必勝」という98年の偉大な人生に献花させていただきました。
さて、消費増税まであとわずかになってきて、10%対象品のご注文と共に、10月からの店頭売価、POPの変更などのお問い合わせが増えています。日刊新聞にも書かれていますが、軽減税率のレシート対応・記載などが遅れている小規模事業者がかなり多そうですね。
お知らせですが、来月(10月)19〜20日の日本保険薬局協会学術大会(神戸市)、少し先になりますが、12月1日(日)の東海薬剤師学術大会(四日市市)に弊社はブースを出展いたします。
私も10月20日と12月1日は現地に入っておりますので、ご予定の先生、お近くの先生方は是非、お気軽にお立ち寄りください。
アミノ高麗紅参液・特別な青汁の試飲や、スキンケアのテスター体験などをお試しいただきながら、【これからのコミュニティ薬局像】をご一緒に話し合いましょう!
■今日のテーマは、『お客さん・患者さんをおもてなしする!』
先週から3回にわたって、弱者の戦略【ランチェスター法則】について書いてきましたが、弱者の戦い方の基本中の基本は、、、
★相手(大企業・大手チェーン)の得意な土俵で戦わないこと。
★戦う土俵を変えること・戦う軸をずらすこと。
★接近戦に持ち込むこと。 ...と言われます。
店舗の大きさ、品揃え、価格、便利性、提供できるメニューの多さでは勝負になりません。これからの人口減少社会で調剤チェーンやドラッグチェーンの調剤併設店との競合が激しくなる中で、どうやって商圏内の顧客開拓や顧客のリピート化を図っていくのか?
調剤薬局は、「人」が要ですので、上記の【接近戦】が大きなキーワードと思います。目の前の患者さんとの距離感を縮めたり、会話のキッカケ作りをしたり、処方箋以外の会話を楽しんでいただく。患者さまの6〜7割以上が女性の調剤薬局の場合は、こうしたことが大きな差別化につながっていきます。
以前、大阪のT薬局さまに伺った際にお聞きした「患者さんをおもてなしする」という言葉、「〇〇さんにはこれがいいと思って」という姿勢を思い出します(^^)。
令和元年9月26日(第764号)