こんにちは、天野です。今年は長雨で梅雨明けが遅れていますが、明日からは最高気温が30°C超え。暑い日中と寝苦しい夜が近づいてきていますね。
さて、昨日はここ名古屋の衆議院議員・古川元久先生の政経フォーラムがあり、食材宅配業界トップの「オイシックス・ラ・大地」の高島社長の講演を聴く機会に恵まれました。
「一般のご家庭での豊かな食生活の実現」を理念とするオイシックスを起業して、今や30万世帯の会員数を有するオイシックスグループですが、一番感銘を受けたのは3年前に子会社化した移動型スーパー「とくし丸」の話。
高齢者をはじめとする買い物難民への移動型スーパー「とくし丸」は、現在420台が週2回、400品目を積んで高齢者宅を巡回販売してまわっているとのこと。
収支もトントンになってきたとのことで、【思いと算盤(ソロバン)】がしっかりと嚙み合う様に努力されている姿勢は大変勉強になりました。
同時に、買い物難民に対する受け皿の一つとしての【地域に根づいたコミュニティ薬局】の必要性、可能性を改めて感じました。
■今日のテーマは、『距離感を縮めるキッカケ作り!』
今日、伺った調剤薬局の社長さまとお話ししたのは、①患者さま・お客さまと、薬剤師さん・事務スタッフさんとの新たな会話のキッカケ作りとなる、①【今日は試飲日!】のおススメと、②【専門相談員による聞こえの相談会】の開催。
上記の買い物難民の話は、決して過疎地だけの話ではありません。23区内でも、ここ名古屋市内でも、自宅から半径300〜500メートルに利用できる店舗がない方・少ない方は、一ヶ所で買い物を済ませれたり、気になるものを購入出来たり、心配ごとを解消できる場所を欲してみえます。そして、その過程で一番欲しているのは、【コミュニケーション!】と【楽しさ!】。
お客さん・患者さんとの距離感を縮める【キッカケ作り】【場作り】をしていきましょう!
令和元年7月11日(第743号)