こんにちは、天野です。
さて、最近はパンブームと言われるぐらいに、テレビや雑誌などで頻繁にパン特集が組まれますね。私も先週末は名古屋駅の話題のパン屋さんに行きました(^^)。
そんなパンブームにあって、パン屋さんの「一人当たり購入額」に影響するのは何だと思いますか?
人気商品・売れ筋商品だけの購入だと、購入額が決まってしまいますが、それを超えさせるのは、その売り場の雰囲気とのこと。特に女性客は、試食や、店頭からの声掛け・情報発信に大きく反応し、購入額に影響する。。。
【人の購買決定の8割は衝動買いによる!】という衝撃の言葉がありますが、計画的な購買(日用品のチラシチェック、購買を決めている高額品の価格比較)は実は僅かで、特に女性は「その場・店頭での雰囲気や働きかけ、気づきによる購買がほとんどである!」「買い物を楽しみたい!」、という消費心理の現実。
女性のお客さま・患者さまが多い薬局・調剤薬局にもヒントになると思います。
■今日のテーマは、『調剤薬局での物販売上の作り方!』
前回(第736号)、これからの調剤薬局の差別化を図る上での「物販売上の作り方・上げ方」について書きました。
これまで、処方箋対応だけで、物販をやったことがない薬局さま、飴や雑貨・ちょっとしたサプリしか並べていない薬局さまでは、お店側の心理として、「処方箋対応で忙しくて他のことまでやっていられない」「モノを売る・薦めるのは気が引ける」「ハードルが高い」...といった声が聞こえたりもします。
弊社イチ押しの【シーズンに応じたセレクト商品によるお任せ什器】は、ただ「物販を始めましょう」「売っていきましょう」と言っているわけではありません!
あくまで、自然に触ってもらったり、関心を持ってもらったり、自然な会話が生まれやすくする【キッカケ作り】【場づくり】をしましょう!...ということです。
こうしたことを通じて、調剤薬局で物販を買うことに慣れてもらい、気軽に買ってもらいやすくする。さらに、薬剤師さんや事務スタッフさんの自然な会話の幅が広がるようになると、ビックリするような購買シーンが増えてきます(必ず!)。
皆さまの薬局・調剤薬局を普段利用されるお客さま・患者さまの性別はどうでしょうか?メインの年齢層はどうでしょうか?...2/3以上が元気な女性、中高年の女性ではないでしょうか。。。 ならば是非...!
令和元年6月20日(第737号)