こんにちは、天野です。週末は過ごしやすい天気でしたが、カラっとした時期が過ぎると、そろそろジトっとした夏らしい暑さが到来ですね。
この週末は、天皇・皇后両陛下が即位後、初の地方公務でここ愛知県を訪問されて、県森林公園(尾張旭市)で開催された全国植樹祭の式典に出席されました。
近隣に住む弊社社員さんの中にも、応募に当たって会場に入れた人、御一行の車列の通過を2時間並んで待ち、天皇・皇后両陛下の笑顔のお写真をしっかり撮れた人...がおりました。この写真はK君が撮ったベストショットです(^^)。
令和になって1ヶ月。新時代への歓迎ムード、国内経済の停滞からの打破への期待感があることは、良いことですね!
■今日のテーマは、『ビジネスモデルが変わる時!』
さて、色々な業界が、超高齢社会、そして人口減少社会に向けての「ビジネスモデル転換」を模索し始めています。先月には、大手都市銀行が実店舗を3割閉める方針を打ち出していました。また、この週末には大手ドラッグチェーンのスギ薬局とココカラファインの経営統合協議の記事が載りました。
先週の薬局新聞の記事「薬剤師未来像」では、薬局業界は「分業バブルと呼ばれた状況を精算する必要に迫られている」こと。そして、「前に進む覚悟と、現状維持したい圧力がせめぎ合う時代」になる。...と。
【会社の寿命30年説】が説かれた時代は、「一つのビジネスモデルの寿命は30年だったが、今や10年しか持たなくなった!」と、言われるぐらい変化のスピードが速い事業環境になりました。そんな中にあって、調剤薬局のビジネスモデルが30年変わらずやってこれたのは、制度のおかげ...とも言えます。
このブログで何度か紹介していますが、ビジネスモデルが大きく変わるのは、①人口減少、②技術革新、③制度・規制変化、...が起こる時。
保険調剤に依存するだけのビジネスモデルがこのまま変わらず...ということは、考えにくくなっているのは、最近の厚労省薬事企画官の講演からも十分に予見されます。3年後・5年後の【自店の経営】を考えて、【選ばれる薬局作り】を一つ一つやっていきましょう!
令和元年6月3日(第732号)