こんにちは、天野です。ここ名古屋でも一昨日、局地的に大雨が降りましたが、今年も昨年の様になるのでしょうか。。。
昨日、白血病治療薬「キムリア」の薬価が3349万円という高額で承認されましたね。相次ぐ高額薬の登場は、公的医療保険の存続を揺るがしかねず、自己負担の引き上げ・市販薬で代替できる医薬品の保険対象除外の議論が待ったなしになってきました。先週、偶然、新幹線車内でご一緒した狭間研二先生も、「軽医療についてはそうなっていくのでは...」、と仰っていました。
さて、弊社では、青汁製造のパイオニアである、日本薬品開発株式会社さんとのご縁で、大型連休明けに「有機大麦若葉を乾燥粉砕でなく、生搾りした」「酵素・ビタミンが生きた」青汁を発売しました。
せっかく扱うなら良いものを!...という考えで、本商品の導入をして、発売開始して10日ほど。
「自分用にも欲しい」「請求書同封の案内を見て、気になって仕方がなかった」「これぐらいのレベルのものを扱った方がいい」「良い商品を取り扱いしたね」「来月の試飲会で使いたい」「患者さまからイイ青汁が欲しい...と言われていた」...など、店主・薬剤師さん・事務スタッフさんからとても多くの良いリアクションをいただいています。
■今日のテーマは、『他店との差別化とは!?②』
前回のブログ(第726号)で書きましたが、、流行っている飲食店や美容室、和菓子屋やケーキ屋さん、大型店・チェーン店に飲み込まれずに堅実にやっておられる業種店さんには何かがあります。
店主夫婦の人柄、お店特有のメニューや個性、雰囲気。それが顔なじみやリピーターを生み、口コミにも繋がっています。この口コミは、これからの時代にますます重要!、と言われるのも頷けますね。
令和の時代は、緩やかな人口減少が続き、これから20年強にわたって超高齢社会が続きます。そして消費の主役は女性、特に70歳以上の元気な女性!
そうした消費者・地域住民に選ばれ、繰り返し利用してもらえる薬局は、どんな薬局でしょうか。特に、調剤薬局においては、「病院の横だから」「家から近いから」「何となく」という理由だけで、これから選んでいただけるでしょうか?
「かかりつけ」から始まり、先月4月2日付の「調剤業務のあり方について」を踏まえて、3年後・5年後の調剤薬局の【未来予測】をしてみるとどうでしょうか?
【自店に気軽に寄ってもらう理由作り】という切り口で、一つ一つ試行錯誤を積み重ねていきましょう!
令和元年5月16日(第727号)