こんにちは、天野です。4月も第3週に入り、平成も残すところ半月ですね。
さて、週末に愛知県大府市にあるJA「げんきの郷」へ。久しぶりに行きましたが、直売所では新鮮かつお値打ちな野菜・お肉を購入でき、生産者の方が並べたり話したりするのを見られるのはイイですね!スーパーとかでの買い物では見られない風景と楽しさ。
また、少し前になりますが、東海テレビで、家内の父の実家、岐阜県下呂市金山町の奥飛騨酒造(旧高木酒造)が紹介されました。
享保5年の老舗であること、長く愛されている銘酒「奥飛騨」「初緑」や、義父が若き日にロシアに渡って製造を習って開発した「奥飛騨ウォッカ」の誕生ストーリー。この「奥飛騨ウォッカ」はプーチン大統領が来日した折の晩餐会でおもてなしに使われた55度のウォッカで、おススメです(^^)。
こうした話は中小企業だからこそ、お客さまの顔が見える地域密着店だからこそ、の【アナログ感】【共感されるストーリー】【地道な活動と発信の成果】だと思います。
■今日のテーマは、『プラットフォームという考え方!』
今朝の日経流通新聞の一面は、「八百屋はメディアだ!!」。最近、都内でコツコツと出店が増えている「旬八青果店」は、、、
★小さな青果店だが、安売りに走らず、新鮮で美味しく、無添加へのこだわり。
★産地の魅力的な食材を発掘、自店で弁当や総菜にも加工。
★産地にとっても規格外の青果の買い取りや、加工品の提案は魅力的。
★消費者の支持を集める理由の一つが商品提案力。...店頭の販売員が各地の野菜の魅力を伝えたり、旬の野菜を使った献立を教える。
社長いわく、「八百屋はメディアだ!」「目指しているのは、食と農のプラットフォーム!」。驚くことに、昨年から始まったフランチャイズ店の第一号のオーナーは、地域で訪問診療を手がける医師。その理由は、「住民の健康維持には、新鮮な野菜を販売することも重要」。
この【プラットフォーム!】という考え方は、われわれにとっても重要ですね!これからの横並びでない環境において、差別化を図っていく上での、患者さま・地域住民の方にとっての【日々の健康相談のプラットフォーム】としての取組みが問われ始めています。
平成31年4月15日(第720号)