こんにちは、天野です。一昨日は節分、昨日(立春)は地域によっては気温がグンと上がりましたが、夜は結構冷え込みましたね。週2回のこのブログも今回で第700号を迎えました。いつもお読みいただいている皆さま、ありがとうございます(^^)
さて、一昨日は金城学院大学薬学部の第2回同窓会にお招きいただき、前協力会(父兄会)会長として乾杯挨拶をさせていただきました。
法人としての歴史が長い金城学院ですが、新設の薬学部はまだ歴史が浅く、この春の卒業生が第8期生です。
4年間の会長時代に直面した薬剤師国家試験の変革で大きな荒波に飲み込まれ、先生方・学生さん達と一緒になって頑張って数年かけて大きく浮上したこと。そして今や国家試験合格率では女子大学でトップになったこと(ストレート合格率も高い)。...は本当にありがたく、感慨深いことです。
同窓会はまだよちよち歩きですが、4月に同窓会60周年記念大会を迎える我が母校・名城大学薬学部の様になっていっていただきたい!...と思い、微力ながら応援していきたいと考えています。
■今日のテーマは、『ドラッグストアの調剤併設店に負けない強みを!』
業界誌ドラッグマガジン2月号の特集は「ドラッグストアの調剤事業はこれからも伸びるのか?」。
◆ドラッグストアの店舗数は1万9,500店舗あり、そのうち調剤併設店は約6,500店舗と全体の3分の1に増えてきた。
◆ドラッグストアの調剤事業は、調剤市場の10%のシェアまで伸びてきて、まだまだ伸びしろがある。
◆「患者のための薬局ビジョン」で国としても、"点(門前薬局)"から"面"に誘導しており、面として一番有力な候補の一つはドラッグストアではないか。
コンビニより多い59,000件の調剤薬局が大きな転換期を迎え、「横並びの意識・従来の処方箋対応の延長だけでは、今後の調剤薬局経営は厳しくなる!」ということが強く言われ始めています。
大事なことは、「患者さんの選択肢に入ること」、「患者さんに繰り返し利用してもらえる薬局になっていくこと」です。特にこれからは、1件1件の薬局・調剤薬局の薬剤師さん・事務員さんの【マンパワー(人間性)】、【場としての薬局の雰囲気】に大きく影響されますので、ドラッグストアの調剤併設店に負けないコミュニティ薬局としての魅力(強み)を高めたいですね!
平成31年2月5日(第700号)