こんにちは、天野です。新たな年、2019年を迎えました。本年もよろしくお願いいたします。
ここ名古屋は年の瀬は寒気が流れ込みましたが、年始は穏やかな天気に恵まれました。元旦は氏神様と実家から車で30分の一宮市・真清田神社へお参りしましたが、ここ数年は参拝者がとても増えていると実感します。
さて、今年はどういう一年になるのでしょうか?われわれの業界を巡る経営環境はどんな局面を迎えるのでしょうか?
医薬分業の国策に乗って他の業界が羨む停滞期が一度もない、異常な(!)一直線の成長曲線を描き続けた調剤薬局市場がついに転換期を迎え、先行き不透明な時代となってきました。
少なくとも、横並びだとか従来の処方箋対応の延長線だけでは成り立たなくなるのは明白ですので、年始にあたり、具体的な行動を一つ一つ起こしていきたいですね!
■今日のテーマは、『選択肢(おススメ)を絞る!』
「脳科学マーケティング」の事例で、よく引用されるものにコロンビア大学での実験があります。ある高級食品店でおススメのジャムを6種類並べた場合と、バリエーション豊富に24種類を並べた場合の購入結果は、、、
6種類提示された場合、お客さんの30%が購入に至ったのに対して、24種類と大量な選択肢を迫られた場合は、購入に至ったお客さんはたったの3%だった......、という驚愕の差!
選択肢が少ない方が多い場合よりも10倍も売れたという驚くべき実験結果。。。
これはITの発展で情報洪水の時代になった結果、情報が溢れて、情報疲れで何が正しい選択が分からなくなっていることにも通じると思います。
良く売れているパン屋さんや洋菓子屋さんでは、「パティシエのイチ押し!」「おススメ!」「人気の上位品目10」など、おススメをはっきり示し、選択肢を絞ってあげた方が、お客さんは選びやすいし、購入後の満足度も高い!...。
弊社イチ押しの【お任せ什器】の展開や【スキンケア】のご購入においても、シーズンに応じたセレクト商品に絞った展開の方がお客さま・患者さまが購入活動を起こしやすく、会話も生まれやすくなっています。
平成31年1月4日(第692号)