こんにちは、天野です。年末にかけてこの冬一番の強い寒気が流れ込み、各地で降雪・吹雪予報も出ていますので、ご注意ください。
さて、公私でお世話になっている理央周先生が講演での最後の締めの言葉によく使われるセリフが、「明日やるはバカ野郎!」。
多くの人は、良い話を聞いたり感銘を受けたりすると、一時的にヤル気が出たりモチベーションが上がるのですが、なかなかそれが維持できないのが現実です。。。
先日、こんな言葉を聞きました。「常にモチベーションを維持している人は、【行動がモチベーションを作り出す】ことを知っていて、どんな小さいことでも【すぐやる習慣】【続ける習慣】を身につけている。」
先延ばしする常套文句である「今は忙しいから...」「時間が出来たら改めて...」という心の囁きにグズグズしない為にも、【とりあえず行動する!】を心がけたいですね! 自戒を込めて。。。
■今日のテーマは、『調剤薬局市場のパラダイムシフト!②』
前回のブログで触れましたが、多くの業界が平成の時代に入って、大きな事業環境の変化に翻弄されました。今までの業界常識が通じなくなり、従来の仕事のスタンス・考え方を劇的に変えないとやっていけない【パラダイムシフト】。
そんな中で医薬分業については、国策にも乗って、停滞期もなく他業界が羨む様な一直線の成長曲線を30年にわたって描いてきましたが、いよいよその経営環境の連続性が途切れようとしています。
先行きが非常に読みづらい不透明な状況になってきており、「これをやっていればイイ!」「大変そうだけど何とかなっていくだろう!」という安易な発想、横並びの発想では難しくなってきます。
★処方箋対応だけでは生き残れない・成り立たない時代。
★患者さまや地域にとっての「かかりつけ機能」「健康サポート機能」が必要とされる時代。
今後も調剤薬局の存在は必要とされるでしょうが、従来のままの門前薬局、処方箋対応だけの調剤専門薬局のままで、コンビニより多い59,000件もの調剤薬局が生き残れることは考えにくい。
少なくとも、「新たに何もしない」「何も変えない」というスタンスはリスクが高いので、5年後・10年後の未来予想をして、【とりあえず行動を始める!】【試行錯誤しながら検証する!】ですね!
今年一年、お世話になりました。皆さま、良き新年をお迎えください!
平成30年12月27日(第691号)