こんにちは、天野です。例年より過ごしやすい陽気が続いていますが、来週明けから少しずつ気温が下がってきそうですね。
さて、昨日は卸勤務薬剤師会東海ブロック研修会があり、200名の卸勤務薬剤師、薬局薬剤師、薬学部の学生さんが参加しました。
第10回研修会の記念講演者は、本田あきこさん(日本薬剤師連盟副会長)、そして男子ハンマー投げアテネ五輪金メダリスト・室伏広治の妹さんで、円盤投げ・ハンマー投げの日本記録保持者の室伏由佳(むろふし ゆか)さん。
学生時代は愛知県暮らしだった室伏由佳さんは円盤投げ・ハンマー投げの競技において海外選手に比べ圧倒的に体格で劣るにもかかわらず、オリンピックの舞台まで闘った競技人生の厳しい話、相次ぐ怪我との関わり、そして現在の日本アンチ・ドーピング機構委員の立場で、われわれ薬剤師に大いに参考になる話をしていただきました。
室伏さんの「思い込まない、諦めない!」「努力を続ける!」という言葉は清々しくエネルギッシュでした(^^)
■今日のテーマは、『卸勤務薬剤師会研修会での講演にて!』
本田あきこ先生は、「熊本地震から学んだ医薬品の安定供給」「薬剤師と政治の関わり」と題して話されましたが、ぜひ来年の参議院議員選挙で勝って国政の場で活躍していただきたいと思います。
講演の最後に主催者側からの代表質問をさせていただきました。金城学院大学薬学部の協力会会長を4年間させていただいた立場から、6年制になって薬剤師国家試験が大変厳しくなったこと、働く薬剤師の6割を女性が占める様になったこと、...を踏まえて若い女性薬剤師の皆さんにエールを贈っていただきました。
その講演でも指摘されましたのが、これからの薬剤師に求められる処方箋対応だけでない対応領域、患者さんや地域との関わり方、そして薬以外の知識と人間的な成長。。。
先週末の学術大会では多くの方に弊社ブースへお立ち寄りいただきましたが、これから長い長いキャリアを積んでいく必要がある若い薬剤師の皆さまには、内向きにならず、専門領域だけにとどまらずに、お客さん目線・患者さん目線に立った薬局として、そして地域に根づいた薬局として色々と取り組みをしていっていただきたいです。
弊社がおススメしている「シーズンに応じたセレクト商品によるお任せ什器」「健康イベント開催」「OTC48薬効」を通じて、色々な可能性・キッカケを作っていきましょう!
平成30年11月8日(第677号)