こんにちは、天野です。先週末の金曜日の夕方は、京都のくすり祭・薬祖神祭式典へ名古屋薬祖敬神会として伺い、参拝させていただきました。
10月の名古屋の少彦名神社の薬祖神祭には毎年、奈良の大神(おおみわ)神社様と京都のくすり祭り協会様に参拝いただいている関係がありますが、京都のくすり祭の起源は、江戸時代初期から京都二条通りにくすりの町として栄え始め、かつては11月の薬祖神祭りは京都の年中行事の1つに数えられるほど盛大だったそうです。
平成時代に入り、事業環境の大きな変化によって50軒以上あった薬問屋も10軒ほどになってしまいましたが、こうした伝統を継承し次代へつないでいくことは大切であり、非常に価値のあることだと思います。
■今日のテーマは、『週末の学術大会のブースでの会話!』
この週末の3日(土)は近畿薬剤師学術大会(大津市)、そして3〜4日の日本薬局学会学術総会(名古屋市)で弊社はブース出展し、これからの時代の【健康サポート(コミュニティ)薬局作りのお手伝い】のご提案をさせていただきました。
私は、3日(土)は大津、4日(日)は名古屋の大会に参加しましたが、大変多くの先生方に弊社ブースにお立ち寄りいただき、色々な話や意見交換をすることができました。
ある取引店さまからは5店舗・5名の熱心な若い女性薬剤師の先生方が一緒にブースに寄っていただき、スキンケア(特にハンドクリームとリンクルクリーム)の話をしたり、これからのシーズンにやっていくことの話などをしました。
また、あまり物販をおやりでない薬局さまからの質問に対しては、こうしたことをやっていく意味をお伝えしました。
そして、最近、私どもでお手伝いさせていただく件数が増えている【健康イベントの開催】。
医薬分業が新たな局面を迎え、従来の調剤薬局の横並びのビジネスモデルが限界を迎えている今。お客さん・患者さん、そして地域住民の方から見て、必要とされ、頼りにされ、気軽に訪店できる薬局像を作っていくこと、差別化していくこと。...そのための意識変革が求められています。
平成30年11月5日(第676号)