こんにちは、天野です。今朝の日経新聞に、先日のシカゴマラソンで2時間5分50秒の日本新を出して世間を驚かせて一気に注目を浴びた大迫選手のインタビュー記事が大きく載っていました。
「アメリカに拠点を移し世界のトップクラスの中で練習したことで、今までの自分の甘さ、覚悟不足を思い知った。」「強くなるためには質量ともに頑張る数値を上げないといけない」「能力的にできない選手ってそんなにいない。出来る・出来ないではなく、やるか・やらないかだと思う」。...自分を超える先に楽しみを見い出す人って、本当に素晴らしいですね!
さて、業界紙の薬局新聞に月に1回書いていたコラム「さあ、薬局へ行こう!」が昨日の10月24日号で一区切りの最終回になりました。
5年(60回)にわたって書いてきましたが、医薬分業が新たな局面を迎えた今、そして超高齢社会になって高齢者の行動範囲が狭くなっている今、お客さま・患者さま・地域住民に寄り添った、地域に根づいたコミュニティ薬局の存在がますます必要視されています。
将来を見据えて、10年後も廃れない薬局形態を創り、人が集まる場を提供していきましょう!
■今日のテーマは、『来店頻度・接触頻度を上げる!』
2017年度のコンビニエンスストア調査によると、来店客に占める60代以上の比率は6年前の11%→19%に高まり、以前はコンビニの主要客層だった20代以下は6年前の23%→14%に低下した。
これを見ても、超高齢社会の進展がハッキリと分かりますね。そんな中で、コンビニは中高年層の利便性を高めるために、健康に焦点をあてた「塩分カット商品」や「低糖質商品」の投入・拡大をしています。
前回のブログで「お客さまに忘れられない様にする!」を書きましたが、特にこれからの"ゆるやかな人口減少社会"においては、【来店頻度の向上】【接触頻度の向上】は必須になります!
★目の前のお客さま・患者さまに満足いただき、1回だけでなく、繰り返し利用していただける様にする。
★患者さまの調剤待ちの時間を有益な、楽しいものにする。
★特定のクリニック以外の患者さま、地域住民の方にも利用しやすい・入りやすいお店にしていく。
★健康イベントを開催することで、いつもと違った薬局の利用価値を分かっていただく。馴染んでいただく。
来週末の近畿薬剤師学術大会(大津市)、日本薬局学会学術大会(名古屋市)では弊社ブースに来場される皆さまと、そんな話を色々としたいと思っています。
平成30年10月25日(第673号)