こんにちは、天野です。3連休も終わり、秋の気配がより感じられる様になりましたね!酷暑での疲れが出てくる秋バテと共に、過ごしやすくなる秋は夜更かしによる睡眠不足が多くの不調の原因にもなりますので、しっかり質と量を伴う睡眠を心がけたいですね。
さて、昨日は敬老の日でした。人生100年時代と言われる中で、健康寿命を延ばすことが大切ですが、特に、60〜70代の方の"長い老後への不安"の1位は健康、次いで認知症、自らの介護となっています。
所属しているNPO法人"健康な脳づくり"の初代会長で元名古屋市立大学学長の西野仁雄先生は、認知症予防実践体験会をやるたびに、【手・口・足の健康を心がけること】と共に、【外に出ていくこと】【人と交わること】の大切さを強調されています。
前回のブログ(第661号)にも書きましたが、出歩きやすい季節となり、健康イベントが開催しやすいシーズンになってきました。今日は、弊社地元のY君がお取引薬局さまで【認知症予防の話と、ミラクル体感会】のお手伝いをさせていただくそうですが、地域に根づいた薬局・調剤薬局だからこそ提供できる【健康維持のためのプラットフォーム作り】をしていきましょう!
■今日のテーマは、『調剤薬局ではOTCは売れない!?②』
前回の続きですが、調剤薬局でのOTCの取組みへの関心は上がっているけれども、導入後については「OTCは並べてあるだけ」「48薬効を揃えたけれど、ほとんど売れていない」という声が多いのが実際のところです。
弊社には、【健康サポート薬局を取りたいので】【厚労省の意向が強まっているので】という理由でOTC取り扱いの打診をいただくことが増えています。
但し、弊社でお話ししておりますのは、まず、弊社がおススメしている【シーズンに応じたセレクト商品をまとめたお任せ什器】の設置をすることです。
まずは、患者さまから「これ良さそうね!」「これ何?」「試してみたい!」などの処方箋調剤以外の会話が自然にしやすいキッカケを作ることが大切です。
そうした会話や、ちょっとした購買が生まれることで、先生方や事務員の方も徐々に自然に対応できる雰囲気や意識が出来あがってきますし、そうした延長でOTCも徐々に売れていく様になります(もちろん、ドラッグストアさんとは違う品揃えで)。
これからの時代の調剤薬局の差別化は、「近い」「待たせない」「丁寧」だけではない部分が必要になってきますので、上記の健康イベントと共に、選ばれる理由を増やしていきましょう!
平成30年9月18日(第662号)