こんにちは、天野です。ここ名古屋は今日、梅雨入りしました。今年の夏は昨年同様に暑く猛暑になりそうですので、夏場の疲労蓄積、夏バテ、室内外の気温差による夏カゼ、冷え性に注意ですね。
さて、先月末、名古屋市内のある調剤薬局さまで、【お一人でリンクルクリームを7個も!】お買い上げになった高齢女性の方がいらっしゃったとの驚きの報告がありました!
「とてもいいクリームなので、友達にもあげたいから。」...と仰ったそうですが、リンクルクリームをお一人で7個もご購入とは...。過去最高の実例です!
女性は、「イイものは友人に伝えたい」「教えてあげたい」という心理が強いと言われますが、改めて、女性ならではの消費行動に驚きました(男性にはこうした発想はないですから...)。
また、お客さま・患者さまとの距離が近い、雰囲気の良い調剤薬局さまだからこそ、こうした驚きの楽しい事例が生まれたのだと思います。
■今日のテーマは、『健康サポート薬局の届け出件数が1,000件超え!』
先月ご紹介した日経ビジネスの特集「薬局解体!」にも書かれていた様に、調剤薬局の7割が門前薬局という当初の厚労省の思惑と違った歪んだ形で進んでしまった日本の医薬分業が大きな転換期を迎えています。
今までは、「病院に近い」という立地が最大の強みとされてきた調剤薬局は、これから何を強みとして他店と差別化していく必要があるのでしょうか?
今朝の日経流通新聞には、ある調剤チェーンがお店の外観デザインを変えたり、高血糖・眼精疲労・乾燥肌・ロコモ対策などの凝ったデザインの季刊誌(フリーペーパー)を発行したりして、「処方箋がなくても来店できる薬局作り」に取り組んでいる事例が載っていました。
【売上 =①来店客数 × ②お買い上げ額 × ③リピート率】という原則にあって、そして【消費者は感情(マインド)によってお馴染み店を選ぶ】という原則。
「地域に根づいた面薬局」への方向性は確実に強まっていますし、なかなか伸びていなかった健康サポート薬局の届け出数についても、先月末で1,000件超えとペースが目に見えて上がってきています。
5年後・10年後を見据えて、色々な【キッカケ作り】【場作り】【発信】をしていきましょう!
平成30年6月6日(第634号)