こんにちは、天野です。大型連休が終わり、5月の本スタートですね!
連休中に母の傘寿のお祝いをしましたが、健康長寿こそが本当に有難いことですね!
さて、連休最終日の昨日、自宅から歩いて数キロにある神社さま2ヶ所(尾陽神社、御器所八幡宮)を廻ったあと、隣接するお寺(医王山神宮寺)の住職さんに偶然鉢合わせて、お話しする機会に恵まれました。
初めて知ったのですがこちらは戦災で焼失しましたがこの近辺では最古の由緒あるお寺さま。たまたま昨日は「本四国お砂踏み」をやっていたとの事で後片付けの最中でした。普段は「いちにち寺子屋」「写経体験」「護摩祈禱会」「法話」「シニア向けのメディカルヨガ」などを熱心にやっておられるご様子。
まさに地域の方々にとっても有難い存在であり、コミュニティともなっているお寺さま。。。
同様に、超高齢社会にあっての地域の【コミュニティ薬局】として、【地域に根づいた薬局・薬剤師】として、どんな活動や発信が望まれるでしょうか? 厚労省が中長期的に求めている【地域に根づいた面薬局】としての活動としてはどうでしょうか?
■今日のテーマは、『日経ビジネス特集・薬局解体!をどう受け止めるか?』
連休前の前回のブログ(第625号)でご紹介した日経ビジネス4月30日号の特集「薬局解体!」。
◆当初の厚労省の思惑と違った歪んだ形で進んでしまった医薬分業が大きな転換期を迎えていること。
◆今回の調剤報酬改定は調剤チェーン店や大型門前薬局に対して大変厳しい改定になったこと。
◆厚労省が地域に根づいた面薬局の方向性を強めていること。
ここに至り、【薬局側の視点】だけではなく、【お客さん・患者さんの視点】で考えることを求められている!...ということではないでしょうか?
業界誌ではなく、経済誌や一般誌にこうした特集が増えてきており、お客さんや患者さんが得られる情報が増え始めている現状。
すなわち、【患者さんが薬局・薬剤師を選ぶ時代】に向かい始めている...とも言えます。
処方箋対応だけで成り立った調剤薬局のビジネスモデルがはっきりと転換期を迎えていますし、早や1年後には次の調剤報酬改定議論が始まります。
後追いやその場しのぎの対応だけではなく、「5年後にも選ばれる薬局像」を考えて、一つ一つ新たな行動と発信をしていきましょう!
平成30年5月7日(第626号)