こんにちは、天野です。スギ花粉症でお悩みの方は、症状がようやく一息ついてきたところでしょうか。スキンケアについては、季節変わりでまだお肌がボロボロになりがちですね。化粧水や美容液の利用を普段より多めにされることをおススメします。
先週末に弊社OBで東京所長を務めていただいたMさんとHさんが揃って来社してくれました。まだ二人とも60代なので老け込んではいませんでしたが(笑)、心身ともに若々しさを保つにはお互いにそれなりの努力が必要ですね!一方で、古くからのお得意さまで85歳ぐらいでもまだ現役の先生には脱帽です。
さて、昨日伺った調剤薬局さまでは、今回の調剤報酬改定を巡っての評価は規模や現状認識によってそれぞれ違いましたが、
★今回の調剤報酬改定は本当に厳しかった。
★処方箋対応だけではなく、何かをしていかないといけない。
★健康サポート薬局は考えている。
★分かっているが、なかなか認識面で全スタッフの足並みが揃わない。
★意識のある薬剤師・スタッフのいる店は色々なアクションを始めてくれている。 ...との声をお聞きしました。
■今日のテーマは、『どういう薬局だとお客さまから選んでもらえるか?』
弊社では、調剤薬局さまに対して、①季節に応じたセレクト商品を並べた【お任せ什器】の設置、②「聞こえの相談会」「認知症予防」の健康イベントの開催、そして③OTC48薬効の設置。...の3点をおススメしていますが、大事なことは、【何のためにやるのか!?】...ということです。
今回の調剤報酬改定は明らかに調剤薬局チェーンや大型門前薬局に厳しいもの(狙い撃ち)でしたが、
★今回は予想した様な影響がなかった中小門前薬局や個人薬局は今までの繰り返しでいいのでしょうか?
★5年後10年後の【未来予測】から考えた場合には、どうなのでしょうか?
厚労省は、【地域に根づいた"面薬局"】の方向性をハッキリと示し始めていますし、59,000件の調剤薬局が今の形態のままでいいとは言っていません。。。
「かかりつけ薬局・薬剤師」や「健康サポート薬局」の取得に関しても、取ることが目的ではなく、お客さま・患者さまにとってどういう薬局になっていくのか?どういう薬局だと選んでもらえるか?...という視点がますます重要になってきていますね。
平成30年4月17日(第621号)