こんにちは、天野です。この数日は4~5月並みのポカポカ陽気ですね。昼間は暑いぐらいですが、花粉症の方には飛散量が多くて大変ですね。
関連しますが、家内が先週急に顔が赤く腫れぼったくなり熱をもった感じになりました。「普段通りのスキンケアをしていたのに~」とのことでしたが、皮膚科へ行ったら案の定、飛散量が多くなった花粉が顔に付いてのトラブル肌でした。処方された軽めのステロイド剤と一緒に【全身うるおい保湿液】でケアをして3~4日で良くなりました(^^)。
さて、再来週3月27日の夜に名古屋市緑区薬剤師会研修会でお話をすることになり、一昨日に会長はじめ役員の薬局さまへ事前の挨拶を兼ねて地区担当のK君と伺ってきました。
「薬局薬剤師を取り巻く環境の変化と、5年後・10年後の姿」と題してお話しさせていただきますが、先月の岐阜市保健薬局研修会の時よりも講演時間が長めなので、弊社お取引薬局さまの事例紹介を増やして色々とお伝えしたいと思っています。
今回の平成30年度調剤報酬改定は、「特に調剤チェーンや大型門前薬局に厳しい改定となったため、中小型門前や個人薬局はまた危機感が薄れているのでは...」との声が聞こえてきますが、【地域に根づいた面薬局】の方向性は確実に強まっていますし、2年後にはすぐに次の改定がやってきます。
■今日のテーマは、『若手個人調剤薬局経営者による座談会より』
業界誌ドラッグマガジンの先月号に、若手薬業人から見た「薬局の将来像」と題して、3人の若手の個人調剤薬局経営者による座談会の模様が掲載されました。熱心で前向きな意見も多くあり、【調剤薬局さまへの場作り提案】をしている弊社としましても大いに共感する部分が多かったので抜粋しますと、
◆薬剤師が調剤を巡る事業環境の変化に対して云々言うのはナンセンスで、その薬局が患者さんに対してどんな価値を提供できているかが大事。自分たちが姿勢・マインドを変えていくしかない。
◆患者さんからすれば、門前薬局だろうと地域薬局だろうと関係ない。行った薬局が丁寧な対応をしてくれて、また行きたい薬局だと思うぐらいの満足度を提供できればいい。
◆店頭・現場の人の気持ちやマインドが変わる瞬間というのはいくつかの要素がある。...例えば、同業者でこういった活動をやっている人・薬剤師がいること、増え始めていることを知ること。 患者さんに喜んでいただく「嬉しい体験」を積むこと。
◆薬局はお薬を渡すだけではなく、患者さんの人生に関わっていく場所でもある。
先の岐阜市保健薬局研修会でもお話ししましたが、私は調剤薬局さまに対して「ただ物販をやりましょう」と言っているのではありません。地域に根づいた薬局としての【場作り】【キッカケ作り】をしていきましょう!...ということです。
平成30年3月15日(第613号)