こんにちは、天野です。昨夜の平昌冬季オリンピック、スピードスケート女子500メートルの小平奈緒選手は素晴らしい金メダルでしなね!金メダルを争った李相花選手(韓国)とのレース後の一コマにも感動しました(^^)。
さて、昨日(日)は、岐阜市保険薬局研修会にうかがい、190名超の先生方に、「薬局薬剤師を取り巻く環境の変化と、5年後・10年後の姿」と題してお話させていただきました。
★平成30年調剤報酬改定が決まり、個別の点数配分が出てきていますが、そうしたことに対応するだけ・従来の処方箋対応だけでいいのか...?。今後やっていけるのか...?
★医療費の高騰、2025年問題に向けて厚労省が発している薬局ビジョン・健康サポート薬局基準。
調剤薬局のビジネスモデルが変化を迫られており、5年後・10年後の未来予測をして、お客さま・患者さま、そして地域住民の方に選ばれる薬局形態を目指していくべき時になっています。
■今日のテーマは、『地域の元気な高齢者が集まる場としての薬局・調剤薬局とは?』
昨日の岐阜市保健薬局研修会でお話した【5年後・10年後の姿】、【未来予測】の中でご紹介したのが、2017年度下半期新書売り上げ1位だった「未来の年表(講談社現代新書)」。
これからのこの国に起こる変化は、
★2017年...日本は「おばあちゃん大国」に変化。
★2020年...女性の半分が50歳以上に。
★2024年...国民の3人に1人が65歳以上の超高齢者大国に。
★2026年に認知症患者が700万人規模となり、2042年には高齢者人口が4,000万人とピークに。
国内で事業展開をしている以上は、どんな業界・業種であれ、この流れには逆らえません!
ゆるやかな人口減少社会・超高齢社会に入っている日本。そこでのキーワードは、「今後30年にわたって増え続ける(!)元気な70歳以上の女性が消費の中心になる!」ということ。
食品スーパーやコンビニとの激しい競争で優位に立っていると見られているドラッグストア業界でさえ、今後の人口減少社会を見据えて、地域住民・高齢者が利用しやすい健康サポートドラッグを目指そうという動きが出ています。
その一方で、【地域の元気な高齢者が集まる場!】としての薬局・調剤薬局は、どんな形を目指していくべきか?...だんだん明確になってきていると思います。
平成30年2月19日(第606号)