こんにちは、天野です。平昌冬季オリンピックで日本勢が頑張っていますね!昨日は、4つのメダル獲得で盛り上がりました。
表彰台に上がった選手の素晴らしさに加え、この4年間(8年間)の挫折、試行錯誤、決心、勇気、信念などの背景・ストーリーなどなど、まさに心からの大拍手ですね!
さて、一昨日はお世話になっている理央周(りおう めぐる)先生と2時間ほど打ち合わせをした後に、馬刺しのお店~居酒屋さんへ夕食に行きました。
1件目の馬刺しのお店では、素材と見せ方の素晴らしさに感服。2件目の古い居酒屋では、美味しさ抜群のイチ押し一品料理と昭和時代のままの雰囲気とお店の人との会話を楽しみました。
外食産業は多産多死と言われるぐらいに変化が激しく、長く同じスタイルを続けるのは大変と言われています。この2件は、それぞれに【強み】を作り上げ、【継続】し、【認知】されているのだな!...と感じ入りましたが、どの業種においても、個人店・小規模店が生き残るにはこうした「自店の売り(強み、個性)」が必要ですね!
■今日のテーマは、『顧客になりきってみる!』
量販店・チェーン店にはない「強み!」「違い!」を発揮していくには、お客さま目線に立つことが大切ですが、【顧客になりきってみる!】ことは大きな気づきになります。
お店で提供される商品・サービスの購入に至る消費者心理においては、
★「気になる」「試してみたい」「ちょっと聞いてみたい」というプラス心理が働くと同時に、
★一方では、「スタッフに聞きづらい」「ちょっと面倒くさそう」というネガティブ心理が働いています。
そんな時に、お客さまがすんなりと購買行動【気づく ⇒ 関心をもつ ⇒ 聞く・触る ⇒お試し・購入】へのステップを踏みやすくしたり、そのハードルを引き下げる必要があります。
【顧客になりきって】、自店の店頭でのハードル(ちょっとした壁)に気づき、引き下げて、お客さまがすんなりと購買行動の流れに入りやすくすることで、変化が起きやすくなります。
例えば、女性薬剤師の皆さまにも人気のハンドクリーム【ビアンセ】の場合は、店頭見本が手にとりやすい投薬口に置いてあったり、「隠れたロングセラー商品であること、しっとりしてニオイがなく水にも強い」ことをお伝えいだだくと大きな差が生まれています。
累計販売が2,160台の【オーダーメイド補聴器】の場合は、POPや小旗を置いておくだけでなく、手配りチラシをお渡しいただき、無料で専門相談員による相談が受けられることをお伝えすることで、聞こえに不安や不満を感じているお客さま・患者さまは次のステップを踏みやすくなります。
平成30年2月15日(第605号)