こんにちは、天野です。全国的に本当に寒い日が続いていますね!ここ名古屋でも昨夕から雪、今日は晴れていますが気温が上がらず今夜からまた雪の予報に。
このブログも今回で第600回となりました。いつもお読みいただき、感謝いたします(^^)。
さて、以前にこのブログでご紹介した「未来の年表(講談社現代新書)」が、2017年度の下半期新書売り上げNo.1となり、ついに41万部突破とのこと。
★2017年...「おばあちゃん大国」に変化。
★2020年...女性の半分が50歳以上に。
★2024年...全国民の3人に1人が65歳以上の超高齢者大国に。
★2026年...認知症患者が700万人規模に。
★2042年...高齢者人口が4,000万人とピークに。
2018年になり、当面の「2025年問題」があと7年に迫っています。
どんな業種であれ、この流れには逆らえません。【未来予測】という言葉がありますが、5年後・10年後を見据えて、自社・自店の存在価値を考えていきたいですね!
■今日のテーマは、『コンビニの新たな模索!』
昨夜のニュース番組で、最近のコンビニの取組みを紹介していました。
◆多くの市場(ATM、カフェなど)を取り込んで成長を続け5万5千件を超えたコンビニ業界が、既存店売上が6ヶ月連続前年割れ、既存店客数が20ヶ月連続前年割れというかってない転換期を迎えている。
◆店舗過剰とドラッグチェーンとの競合が激しさを増している。
◆セブンイレブンが始めた自転車シェアリング事業。ファミリーマートが始めたコインランドリー参入やフィットネス事業参入。
これらは、新たな【集客】と【客単価】のテコ入れ策と言えますが、「新たなビジネスモデルの構築を模索している」とも言えます。
すなわち、【地域の人が集まる場を作る!】ということ。
上記の「未来の年表」の中でやっていく以上、われわれ地域に根づいた薬局・調剤薬局の"あるべき姿"、"そうあって欲しい姿"も同じではないでしょうか。
【かかりつけ機能】【健康サポート薬局基準】という概念だけではなく、【お客さま・患者さま・地域住民の方が集まる場】、【コミュニティ的な場】を作り提供していくマインドが求められています。
平成30年1月25日(第600号)