こんにちは、天野です。週明けの昨日の首都圏は大雪での交通マヒで大変でしたね。
昨日は、来月2月18日(日)の岐阜市薬剤師会研修会でお話することになりましたので、地区担当のKリーダーと薬剤師会会長はじめ関係される先生方の薬局へ伺いました。
岐阜市薬剤師会の研修会では、通常はメーカーによる製品説明と病院関係者よる疾病と投薬についての勉強がメインでしたが、薬局を取り巻く環境が大きく変わってきているので、今回は違った形に...とのお話でした。
私の演題は、【薬局薬剤師を取り巻く環境の変化と、5年後・10年後の姿】。
昨日お会いした各先生方とも、今回の調剤報酬改定を踏まえて、行政の方針が反映され始めている将来への不安視・危機感と共に、今まで通りの処方箋対応だけでは無理との見解をお持ちでした。
私としては、そうした環境の変化と未来予測のお話をした上で、弊社のお取引調剤薬局様の事例を紹介することで、地域に根づいた薬局としての自店の将来像をお考えいただきたいと思っています。
■今日のテーマは、『購入を決める"決め手"!』
本日は、店頭で購入する時や、仕入れ先からの購入を決める際の"決め手"についての話です。
その【決め手】は、良い商品やサービスであることは当然ですが、良い商品・サービスであれば必ず売れる!...ということでもありません。弊社の良く売れている商品であっても、思ったほど売れていないお店さまもありますし、弊社のセールス間の販売数量差も3~5倍以上(!)あったりします。
お客さまの立場に立って考えると、購入を決めるのは、何でしょうか?
一つは、その商品やサービスの【実績】。...販売年数や販売数量、売上実績、取り扱っているお店の件数、伸び率。そして、最近とても重要になってきているのが"ストーリー"!
★どんな実績やストーリーがあると、購入の決め手になるでしょうか。
そして、もう一つは、前回のブログ(第598号)で書いた【キッカケ作り!】。店頭での商品陳列において、
★目につく所・手に届きやすい所に設置する。
★「これ、何だろう!」「気になる!」「試してみたい!」と思ってもらえるデカPOPや、フレーズ。
★反応されたお客さまに、手軽に試せるテスターや試飲の用意。自分が使った感想。お客さまの声...など。
最終的に購入されるかどうかはお客さまが決められますが、その確率を大きく左右するのは、①実績とストーリー!、そして②キッカケ作りの量! ...と言えますね。
平成30年1月23日(第599号)