こんにちは、天野です。比較的穏やかな日が続いていましたが、昨日ぐらいから一気に冷え込んできましたね。寒い師走の到来です。
さて、今朝の日経新聞一面には、「皆保険制度を守るための取捨」と題して、「ヒルドイド」や「湿布剤」の過剰処方のこと、医療財政の限界、次世代への負担の先送りの限界が書かれていました。
一昨日3日(日)の地元・名古屋での第50回東海薬剤師学術大会(ウインクあいち)で、弊社は【コミュニティ(健康サポート)薬局作りのお手伝い】としてブース出展いたしました。
今大会には、過去一番多い2,200人の方が参加されたとのことで、来春の調剤報酬改定の厳しい予想など、変化の時であることを物語っている様に感じました。
弊社ブースには、さる10月の日本薬剤師会学術大会(東京国際フォーラム)に引き続き、今回の地元の学術大会でも大変多くの旧知、そして初めての先生方にお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました!
■今日のテーマは、『東海薬剤師学術大会での弊社ブースでの話!』
一昨日の学術大会で私自身、70~80名の方とお話しましたが、一番多かったのは、「これからどうなっていくのか?」、「どういうことに取り組んでいったらいいのか?」ということでした。
5年後・10年後をイメージ【未来予測】して、どういう薬局になっていくのか?選ばれる薬局になっていくためにはどういう考え方と取り組みをしていったらいいのか?
私は、厚労省が投げかけている、【健康サポート薬局基準】を満たしていくために、ただOTC48薬効を揃えたり、認知症予防などの健康イベントを開催するということでは、問題解決にはならないと思います。
弊社イチ押しの【季節に応じたお任せ什器の設置】は、「単に物販をやりましょう」ということではありません!患者さまとの「新たなキッカケ作り」です。
★処方箋だけに終わらない会話の広がり、色々なことが話せる楽しさ。
★健康専門店ならではのセレクト商品を試したり購入できる楽しさ。
★処方箋がなくても来店できる気軽さ、色々なことが相談できる安心感。
★さらには、認知症予防体験会や聞こえの相談会の開催によって、近所の集まれる場所があることの楽しさ・安心感。
ゆるやかな人口減少社会に入り、かつ高齢者が増えて、家の近くで安心して色々なことが済ませられることが、【選択のキーワード】になってきています!
平成29年12月5日(第586号)