こんにちは、天野です。12月も11日となり、平成29年も残すところ3週間になりましたね。
先週末金曜日の午後に、勉強会(壺中の会)のオプション例会で半田市に行きました。訪問しましたのは、「脱銀行」の取り組みでユニークが活動を積極的にしている大垣共立銀行さんの半田支店、そしてミツカンさんのミツカンミュージアム。
大垣共立銀行半田店のコンセプトは、「コンビニをモデルとした新しい形の地域に根差した銀行」。
雑誌が100冊おいてあり(売物ではありません)、無料のお茶やコーヒーマシーンがあり、ゆったり座れるスペースに加えて和室やキッチンブースまであります。このお茶・コーヒーのマシーンやトイレは、窓口が閉まった後もオープンしており、誰でも使えます。
支店長さんによりますと、「当銀行に用事のない人にも気軽に入って欲しい」。実際、一日で当銀行を利用される人の3倍ぐらいの来店があるとのこと。近くにある進学校(高校)の生徒さんも多く来店するとのことで、未来のお客さまですね!
我々にも共通する部分が多々ありますよね!...地域住民の方との【接触頻度】【認知度】【親近感】
■今日のテーマは、『素直に真似ることの大切さ!』
ゆるやかな人口減少社会・超高齢社会になっていく中で、ただ他店・他社と同じようにやっているだけでは厳しくなります。そんな中で、同じ規模で実績が出ているお店の展開事例や販促事例を学ぶこと(真似ること)は、とても大切ですよね!
しかし、いざ自店のこととなると、素直に真似れなかったりします。先日の東海薬剤師学術大会で弊社ブースにお立ち寄りいただいた先生方の中にも多くおられました。
◆お任せ什器があっても、品目はやりたいものだけを選んでいる。
◆高めの価格帯のものは1~2個しか置かない。
◆自前の棚があるので、お任せ什器を使わず、棚にダラ~っと商品を並べている。
◆POPは弊社用意のものを貼らない。
◆試飲、テスターはお客さま(患者さま)任せでほかってある。
◆弊社以外の商品も含めて結構商品が壁や棚に並んでいるが、ほとんど売れていない。以前やったが全然売れないので返品した。 ...などなど。
結果が出ている事例は、まさに生きた教材です!...「素直に真似する」ことが短期間で着実に成果の確率を上げることにつながります。
平成29年12月11日(第588号)