こんにちは、天野です。週末も冷え込みましたね!今年も残すところ2週間切りましたので、馬力を上げていきましょう!
さて、スキンケア商品が一番動く寒い冬となって、弊社では【リンクルクリーム】【全身うるおい保湿液】【ビアンセハンドクリーム】などが特に良く動いています。今日はその中で、ハンドクリームでのビックリした話を2つご紹介します。
1例めは、地元のK君が担当する薬局さま。投薬口のところに陳列箱を設置。基本的にセルフ販売ですが、興味がありそうに眺めていらっしゃる調剤待ちの患者さまにテスターの使用を勧めていただいたところ、2ヶ月で35個売れている事例。
2例めは、I部長が担当する忙しい個人の調剤薬局さまで、ある懇意なお客さんが「私が忙しい先生の代わりにみんなに説明してあげる!」とお一人で何と20個(!)購入されたビックリ事例。
月始めの東海薬剤師学術大会でお聞きした、オンセンスをお一人で4缶買われる話にも驚きましたが、店頭でこうした事例が生まれたり、処方箋以外の会話が生まれたり、盛り上がったりするのは素晴らしいですね!
■今日のテーマは、『弱者の戦略としてのランチェスター法則!』
「強者の戦略」と言われる一方で、「弱者の戦略」とも言われる【ランチェスターの法則】。中小・零細企業、個人店・零細店のわれわれ「弱者」の立場で具体的に活用すると、重要なポイントは以下の2つになります。
★一つは、【目標を一つに絞る】こと。...強みを生かせるように目標を一つに絞って活動し、「小規模1位」「ある分野で1位」「地域で1位」を獲得していく。
★もう一つは、【接近主義】。...お客さまとの距離感を縮めていくこと。そのためにお客さまに直接に接する機会を増やしていくこと。
お客さんの立場からすると、
①そのお客さんの悩みや問題、望みを理解してくれる主人・薬剤師・スタッフがいるお店
②お店の仕事以外にパーソナル(個人)の話をしてくれる主人・薬剤師・スタッフがいるお店
自分自身の消費活動からしても、専門の話が相談でき、しかも趣味や家族などの自分のパーソナル情報を開示してくれるスタッフさん・店長さん・主人がいるお店には、当然ながらお客さんも心を開きますし、距離感がグンと縮まります。そして、信頼感・親近感がわいて何度も通う様になりますね。
【地域での認知度No.1】【お客さん・患者さんのマインドシェアNo.1】を目指していきましょう!
平成29年12月18日(第590号)