こんにちは、天野です。本日で弊社は仕事納めとなりますが、今年も1年間誠にありがとうございました。
1年の仕事を振り返ってみて如何でしたでしょうか? 私自身、感じましたのは、①【医薬分業・保険薬局を巡る事業環境の大きな転換期】、②【発信すること・ご縁を深め広げていくことの大切さ】、そして③【未来予測をすることの大切さ】です。
私も56歳になりましたが、5年後・10年後を見据えて、公私ともにエネルギーを使っていきたいと考えております。
また、そうした視野の中に2025年問題も入ってきます。来春の診療報酬改定は、実質のマイナス改定で決着しましたが、これは始まりに過ぎません! こうした流れは今後さらに強まっていくことが予想されます。
数年前に伺った関西の調剤薬局さまのご主人から、「スタッフにはお客さま・患者さまをもてなしなさい!と言ってるんですよ。」...とお聞きした言葉が当たり前の様になりつつあると感じますし、専門性だけでなく安心感・信頼感・距離感を含めて、それこそが【かかりつけ】であり、【健康サポート薬局基準】にも通じるのだと思います。
■今日のテーマは、『実践マーケティング入門からの学び!』
このブログも今回で第593号となりましたが、平成29年最後に、公私ともにお世話になっている理央周(りおう めぐる)先生の12冊めの力作「実践マーケティング入門(日本実業出版社)」からの学びを再度、確認したいと思います。
★マーケティングとは、自社・自店の魅力を的確に伝えて顧客との関係性をつくり、共感し合うことで、繰り返し利用していただき、自然に売れていく仕組みを構築していくこと。
★自社・自店を取り巻く環境はどうなっているのか? 同じ事業領域にいる競合よりも優位に立てるか(顧客から選んでもらえるか)?
★他社・他店が提供できずに、自社・自店が提供できるものは何でしょうか?
★自社・自店の事業コンセプトが明確ならば、同じ業界にいる競合他社とは全く違う価値を提供してくれる企業・お店に見える! そして、そこに価値を見出した顧客に選んでもらえる!
★「〇〇と言えば、ここ!」と一番に思い出してもらえる様なマインドシェアは、企業規模の大小を問わず、大きな優位性になる。
来たる平成30年もよろしくお願いいたします。素晴らしい年末年始をお迎えください!
平成29年12月28日(第593号)