こんにちは、天野です。週末土曜日は名城大学薬学部の年1回の同窓交流会、昨日は知人のご子息の結婚報告会に出席しました。今回も改めて感じたのが【人のご縁】。同級生、先輩後輩、知り合い、知人つながり、...などなど。こうしたご縁は、ただ待っているだけ・ルーティンワークをしているだけでは、やってきませんし、広がりませんし、気づきませんね!
さて、3週間前のブログ(第580号)で東洋経済の特集"薬局の正体"の記事についてご紹介しましたが、来春の調剤報酬改定が厳しい予測がされており、調剤薬局を巡る環境変化が明らかに変わってきています。
弊社イチ押しの【お任せ什器】設置をさせていただく調剤薬局さまの様に新たな取組みをされる先が増えている一方で、未だに従来の処方箋対応のみから変わろうとしない薬局(薬剤師)が多いとの厳しい指摘があります。
11月も最終週となり、平成29年もあと5週間です。潮流の変化が明らかになった以上は、この変化の波に乗り遅れない様に、【地域の薬局のあるべき姿】に向けて、一つ一つ取り組んでいきたいですね!
■今日のテーマは、『5年後・10年後の未来予測!』
上記の話の続きですが、5年後・10年後をイメージしていますか? 市場飽和と言われながらも、多くの市場を取り込んで成長を続けてきたコンビニ業界が、既存店売上が5ヶ月連続前年割れ・既存店客数が20ヶ月連続減少というかってない転換期を迎えているとのこと。
コンビニ件数が5万5千件を超え、店舗過剰とドラッグチェーンとの競合が激しさを増しているのが原因。ファミリーマートがコインランドリーに参入との発表がありましたが、これも【集客】のテコ入れ策と言えます。
いづれにしても、総人口がゆるやかな減少に入っている日本において、【客数】と【客単価】だけでなく、【リピート利用】が大きな要素になってきますね。これからの超高齢社会にあっては、生活圏において、コンビニみたいな小型店であってなおかつ、
★身近な存在であって、
★地域住民の困りごと・不安ごとを解消する(和らげる)、
★人と接して、会話を楽しみ、孤独感を癒してもくれるコミュニティ的な場所
が、繰り返して利用いただける薬局・調剤薬局の在り方になっていく様に思います。
【未来予測】という言葉がありますが、5年後・10年後をイメージした仕事をして、お客さま・患者さまとの【接触頻度】を上げ、地域における【認知度】を上げて、繰り返し利用いただける関係を作っていきましょう!
平成29年11月27日(第584号)