こんにちは、天野です。全国各地で多くのイベントがあったのに季節外れの超大型台風、そして衆院選の投票が重なった週末でしたね。
旧知の先生が当選されたのは何よりでしたが、野党分裂で勝利した安倍政権が本当に信任されたのか?待ったなしの社会保障制度改革がどうなるのか?...子供たちの代への痛みの先送りは勘弁願いたいですね!
さて、金城学院大学薬学部の新しい会報が届きました。この春に薬学部協力会会長を4年間何とか勤め上げて、長女の卒業・就職に合わせて退任しましたが、「この4年間の振り返りをお願いします」との先生方からの要請で寄稿しました。書きました要点は、
◆国家試験の大きな変化に翻弄された4年間。本校の国家試験合格率の厳しい結果から復活までの道のり。
◆薬学部6年制になって応用力がますます問われる様になり、4年生のCBTを迎えてから勉強を始める様では手遅れ。1~2年時から基礎力をしっかり身につけることが必須になったこと。
◆学生さん本人、大学側が頑張るだけではなく、保護者にもそうした薬学部・薬学生を巡る環境変化を理解し、応援していただきたいこと。
そして、変化というものは、薬学生さん達だけに向けられたものではなく、薬剤師にも向けられ始めていることをハッキリと認識する必要がありますね。次回の調剤報酬改定まであと5ヶ月余りとなってきました。
■今日のテーマは、『伝え続けることの重要性!』
前回(第575号)は「POPの役割。POPで何を伝えるのか?」ということをお伝えしました。
広めたい・知ってもらいたい商品やサービスに取り組んだ時に、結果が出ないと、ついつい「うちのお客さんには、こういうものは売れない」、「高いものは売れない」、「そういう需要がないから売れない」、「以前も売れなかった」...とかの理由づけで諦めてしまいがちです。
しかし、お客さま視点から見てみると、「商品の良さを知らなかった。」、「それほどのものとは気づかなかった。」、「キッカケがなかった。」...ということが多々あるのが現実です。そのちょっとしたことに多くの【機会損失】があるのが現実です!
ここで大切になるのが、
★何度も伝えること。
★愛用者の立場にたって、手書きPOPで、【良さ】【感触】【実績】などの"おススメする理由"を書く。
★お試ししやすい様に、店員さん・スタッフさんに聞きやすい様に、キッカケ作りをする。
量販店の様に、あれもこれも種類や品揃えを増やし過ぎてはお客さまが迷うだけです。自信と実績のあるセレクト商品を並べて、しっかりとお伝えしていきましょう!
平成29年10月23日(第576号)